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2011年3月

2011年3月31日 (木)

福島原発事故鎮静化処理に関する警告 ―― 危機/危急制御まったく無能の日本国首相、菅直人、オタオタが高じて日本をアメリカに、災害資本主義ハゲタカどもに売り、事の舵取りを、国家運営を、ハゲタカ走狗米政府に○投げしたとみえる。心神耗弱的急性障害が強く疑われる。国が沈む。日本国民は、こういうときこそ、対アメリカ「対等外交」精神が必要と知るべし。

2011.3.31
                    <<福島原発惨事鎮静化処理に関する警告>>
  国家存亡の危機にあたって無能ぶりを遺憾なくさらし、何につけ、国民の利益よりも「首相の座」にしがみつくことを真っ先に考える政治体質をこれまた遺憾なく発揮している菅直人。事に圧倒されてオタオタ、イライラ、オタオタを繰り返し、精神面での情緒不安定を、これまたまた遺憾なく発揮しているとされる――それは、政府御用達メディア外で報道されていることなのだが――そういわれる菅直人。
 こういった欠陥要素、特にその情緒不安定につけ込んで、「ニヤリ」とほくそ笑み、アメリカがハゲタカが日本占領を目指してきた。経済的占領を。
 併せて、グローバル規模での災害資本主義ハイエナが日本に手を出してきた。

◆◆◆◆◆◆◆◆
■アメリカの陰謀
(A)オバマ米大統領が、福島第1原発事故に関して、「次世代原発の設計、建設に日本の事故の教訓を生かしたい」と強く論じ、世界各国が安全に原発の運転ができるように国際的な枠組み作りを主導すると、原発推進を表明した。

(B)菅直人は、30日、オバマ米大統領に電話して、助けを泣きついた。視点を変えて、アメリカ側から、「こうこう、こうしろ」と恫喝されたといってもよい。

(C)日米両政府は、政府高官や原子力専門家、軍関係者らによる「福島第一原子力発電所事故の対応に関する日米協議」を発足させた。日本側は内閣官房安全保障・危機管理室(安危室)が事務局となる。東京電力関係者も加わる。米側からは国防総省エネルギー省原子力規制委員会(NRC)、米軍関係者らが入っている。
 
本来は、「日本政府が発足させた」(アメリカの協力を得て)でなければならないのに、朝日(asahi.com)は「日米政府」だという、イヌめ。

(D)米軍の放射能被害管理専門部隊、「CBIRF」の初動対処部隊約140人を日本に派遣する。


(C)米エネルギー省が、原発内で遠隔操作できるロボットを日本に送る。
 ロボットは強い放射線の中でも作業が可能だ。日本政府関係者が非常に強い関心を示したため、情報を提供したとする。ロボット操作の指導役として、同省の専門家を日本に派遣する方針である。
 米空軍も、日本政府の要請で観測機WC135を派遣する。大気中のごく微量の放射性物質を検知できるセンサーを備えており、2006年、2009年の北朝鮮による核実験の際も出動した。

     *上記は、あちこちのネット新聞記事を題材にして編集した記述である(下に記事の画像)。

1.完全にアメリカ主導じゃん。
 こういうことをいうと、「鎮静化に全力を傾ける」、「それを最優先する」のだから仕方がないと、菅直人政府や「クズ六」メディアらは、ごまかしをいう。
 しかし、鎮静化に傾注するということと、国家の自主性、自立性を維持するということは、まったく別問題なんだよ。
 「こういうときに政治批判をしたりして、国賊が」なんてことではないんだよ、国民に訴えておきたいが。

 各国の専門家の意見、知恵も、物資も労力も、支援を受ければいい。ありがたく、貴重なものとして受ける。しかし、主体になって動くのは、つまり船頭は、あくまでも当時者でなければならなぬ。当時者としての日本国、その首脳部、指導部、運営部隊、組織でなければならぬ。確固たる意志を以って、一丸となって、事を貫き通す部隊でなければならぬ。
 厚い板や鉄板を貫く弾丸。それは、鋭く、瞬発力を以って、細く集中した力で事に当たるから可能なのである。すなわち、単位面積にかかる力の強さ(例えば、1,000kg/cm2)と速度で決まることなのである。

2.目に見えている、「逆効果」になることが。
 菅直人がやっているこの動きは、かえって、鎮静化を遅らせることになる。「船頭多くして船動かず」だ。
 アメリカは(フランスも)、日本がどうなろうと、そんなことは構いはしないんだよ、いうならば。自国が放射能汚染で直接的に不利益を受けないかぎり、日本人が死のうが苦しもうが、日本が経済的に沈もうがどうしようが、構いはしないのである。
 経済破滅なんて、構うどころか、大喜びだ。
 研究データ、実験データさえ自国にもって帰れればそれでいいのだ。それが欲しくて、「支援」するのである。140人をも送りこんでくるのはそのためだ。
 併せて、支援ポーズを世界にみせる演出効果、「原発危険」イメージ阻止の狙いもあるが、主眼は実験データと成果だ。

3.「情緒くすぐり騙し」罹患国民からの反論

 ここで、「日本人が死のうが苦しもうが構わないなんて、そんなことはない」と、いう声が生じよう。物資輸送や行方不明者の捜索に、駐留米軍が一所懸命働いているではないかという声が。被災者が苦しんでいるときに「不謹慎なことをいうな」という声が。

 そりゃ、多少のことはやるのさ、アメリカは。在日米軍基地問題が、特に沖縄の基地問題があるから。
 つい最近、国務省高官(ケビン・メア、Kevin Maher)が沖縄県民/日本国民侮蔑発言で問題を起こしたばかりだ。失地挽回だ、ご機嫌とりだ、騙しだ。その本質は、日米政府の共同演出による下手な芝居だ。
 だいたいにして、「トモダチ作戦」なんて名前をつけてやっているそうだが、そして、日本の愚鈍メディアは、そのことを、うれしそうに、大きくとりあげて報道しているが、いうならばお笑いだ。
 FEN放送では、「トモダチ」なんとかかんとかというのは、遊び感覚の語句だ。以前、車を運転しているときにいつも放送を聴いていたが(この二年ほどは聴かないのだが、そして、聞き取れるのは5%程度なのだが)、盛んにやっていた。例えば、厚木基地で催している行事について、「"tomodachi"なんとかかんとか」と盛んに宣伝する。
 だからといって、作戦にそんな名前を付けて不真面目だというのではない。しかし、感激するほどのものではない。軽いノリなんだよ。

 一昨日、ネット上の新聞記事で見たのだったか、それともNHKニュースだったか、福島原発事故処理支援に関して、「アメリカは日本と一体だ、支援を惜しまない」みたいなことを向こうさんがいったということを報道していた。
 気持ち悪い。「一体だ」なんて、やめてもらいたいね。

 アメリカ走狗「クズ六」メディアは、とにかく、こういう報道ばっかり、つまり、「アメリカは日本のことを真剣に気にかけている、一所懸命働いている」という報道ばっかりしている。
 少し前には、どこだったかの被災地にルース(Roos)アメリカ大使が見舞いに行き、子供たちが手を叩いて喜んだなんてことが報じられていた。NHKだ。
 「嘘つくんじゃねえ」ってとこだ。あの面相だ、怖がることはあるにしても、手を叩いて喜ぶなんてあるわけがない。どんな男か知らないんだ、「アメリカ大使」だなんて紹介されても、何をする人か、見当がつかない。
 市長が会場に連れてきたというのだが、事前に、「こういう人が市長と一緒に来るから、拍手で迎えろ」と教師から指示されていたのだ。誰が考えても分かる。
 上記の、「アメリカは一所懸命やっている」という線上のものだ。日本国民騙しの芝居だ。
 しかし、なんだね、NHK19:00ニュースだが、そういうミエミエのことを、クサイ報道を平気でやるんだよな。
 思わず長くなってしまった。

4.アメリカが嫌いなわけじゃない 別問題だ
 当ブログ主は、アメリカが嫌いなわけじゃない。ジャズが好きだし、本も、時代劇を除いて日本のものは読まず(ある時期からそうなった)、アメリカの探偵/刑事ものべったりだ。「海兵隊魂」みたいなものにわくわくしたりもする。
 しかし、鳩山の唱えた「アメリカ対等外交」精神は正しいと考えている。

(A)毎日jp
Photo_3
(B)jiji.comPhoto_2
(C)asahi.com

Photo (D)YOMIURI ONLINE

140_2
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■災害資本主義の典型攻め口
(E)フランス大統領サルコジが、自国の原発政策、原子力産業促進の狙いで来日。
ヨーロッパでは反原発派から促進派まで、
国によって立場がさまざまに異なるが、フランスはそのなかで原発大国である)
(F)フランス原子力大手企業、アレバ社(Areva)に日本が事態収拾支援を要請。CEO(最高経営責任者)が専門家5人を引き連れて来日した。

1.災害資本主義者らの襲撃 ― 国を売る菅直人
 災害資本主義ハゲタカどもが牙を覆い隠して、甘言で菅直人を籠絡しにかかった。
 何か邪な(よこしま)意図が、謀略が潜んでないかと疑うすべ、国際政治の観点から事を冷徹に透視するすべのスの字も知らず、国家としての自主性、自立性もくそもなく、いいなりになる愚鈍政治家菅直人。
 結果として、国を売ることになる。

 一見、「国際支援よきを得て復興加速」に見えるが、それは誤りである。先に述べたように、復興が遅れる。

2.国民は騙されてはいけない、ここは、踏ん張りどころだ
 あちこちから国際支援が得られているなどといって、「クズ六」メディアが、特にNHKが菅直人ヨイショ、「よくやっている」イメージづくりに狂奔しているが、国民は騙されてはいけない。ここは、大事な時だ、眼を見開いて、しっかりと考えなければいけない。
 「頑張ろう日本」みたいなことだけに目を向けていてはいけない。国が沈んでしまう。

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Photo_4 オバマ演説(上記[A]の記事)
――次世代原発の設計・建設に日本の事故の教訓を生かしたい。世界各国が安全に原発の運転ができるよう、国際的な枠組み作りを主導する。
 電力事業について、今年1月の一般教書演説で明らかにした「35年までに電力の80%をクリーンエネルギーで賄う」という目標には変わりはない。福島第1原発事故を受けて世界各国で見直しの機運が高まる原発だが、風力や太陽光などとともにクリーンエネルギーの大きな柱になる。





(D)
日本経済新聞社Web刊
  フランス、
アレバ(Areva)社CEO来日
 
Photo_2

 
 アレバは世界最大の原子力産業複合企業で、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料製造などを通じて日本との関係も深い。福島第一原発3号機で使われているMOX燃料も製造している。(
2011年3月30日11時13分 YOMIURI ONLINE記事から)

 なんだね、想像でものをいっちゃいけないが、この企業、アメリカのハリバートン社(Halliburton)に似ている気がする。

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■ナオミ・クライン講演
 心ある政治家グループは、クライン(Naomi Klein)女史を招いて、講演ツアーでもしてもらったらどうか。このおぞましい動きを阻止するためだ。
 災害資本主義なるものが、いかに国家を食い物にするか、説いてもらって、国民の目を覚まさせるためだ。江田五月だの、菅直人だのを国政の場から追放するためだ。政治家グループがだめなら、――おそらく、愚鈍国会議員集団みたいな現状からして、そのような殊勝な存在は現れないだろうが――、心ある市民活動グループ、NPOに訴えたいね。もちろん、似非市民活動家だったと噂されている菅直人みたいな者、文字どおり「転びバテレン」として政治変節し、あさましくもわが保身と引き換えに日本を売り渡すところまで堕ちた男みたいな者が混じっている団体ではダメだが。


[ハリバートン社]
 災害資本主義ハゲタカがどういうものか、垣間見る意味で、イラク戦争でボロ儲けした企業の姿を、ちょっと紹介しておこう。上記のナオミ・クライン女史が書いたミリオンセラー(2007年初刊)、「ザ・ショック・ドクトリン」という本からの無断翻訳転載だが、趣旨からして許してくれよう。
                 The Shock Doctrine(Naomi Klein著、Penguin Books社、2008年版、291-292ページ)

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 フォード政権下でラムズフェルド(Rumsfeld)の子分(
弟子)であったディック・チェイニー(Dick Cheney)もまた、残酷な未来(grim future)についての利益予測に基づいて富を築いた。ラムズフェルドが疫病に需要沸騰市場を見たのに対し、こちらチェイニーは、戦争の将来にそれを見だしたのである。ブッシュ父親大統領の国防長官として、チェイニーは現役兵士(現に服務している兵士)の規模を縮小し、民間下請け会社への依存度を劇的に増大させた。彼は、ブラウン&ルート社(Brown & Root)と契約して、アメリカ合衆国軍部隊が現在遂行している業務の中で私企業が利益ベースで請け負うことのできる業務を洗い出させた。この会社(Brown&Root)は、ヒューストン本拠の多国籍企業ハリバートン社(Hulliburton)のエンジニアリング事業部門(独立した子会社)である。

 驚くことはない。ハリバートン社は、民間部門が遂行できるすべての種類の仕事を洗い出し、その調査結果は、同社を莫大なペンタゴン(国防省)契約に導いたのである。
 すなわち、Logistics Civil Augmentation Program(民間による兵站作業増大計画)、略してLOGCAPと呼ばれている契約である。ペンタゴンはこれまでにも、その兵器メーカーとの数十億円契約で悪名を馳せてきた部署である。しかし、今回のこの契約は、いわば新顔ともいうべきものである。すなわち、それは軍隊に装備を供給するのではなく、軍隊の運用に関するマネジャーとして業務を提供するという契約なのである。

 アメリカ合衆国軍事作戦のための無制限の「ロジスティクス支援」業務入札について、事前に選択された一定の会社群に入札案内が出された。
 この業務の説明は、まったく漠然としたものである。さらには、契約には契約価格が示されていないのである。契約内容は、単に、国防総省が落札会社に対して、その会社が軍隊に対して何を提供することになろうとペンタゴンはそのコストを支払うということを確約し、それに加えて、最低補償額利益額、それは「コスト・プラス」契約として知られるものであるが、その最低額利益補償を確約するだけの内容なのである。
 それはブッシュ父親政権の末期のものであり、1992年に契約を獲得した会社は、誰あろう、他ならぬハリバートン社だったのである。

 ロスアンジェルス・タイムズ紙において、T.Christian Millerは次のように述べている。
「ハリバートンは、『36社の入札競争相手に打ち勝って5年間契約(
*1)を獲得した』。しかし、同社はこの入札対象計画そのものを作成した会社であることを考えれば、この結果は驚くにあたらない」。

 クリントン政権下にあった1995年に、ハリバートン社はチェイニーをその新社長に雇った。ハリバートンの事業部門子会社であるこのBrown & Root社はアメリカ合衆国軍隊の業務受託企業として長年の歴史を有しているのであったが、チェイニーの指揮の下で、ハリバートンの役割は劇的に増大し、同社によって近代戦争の性質が変容された。チェイニーが国防長官に就いていたときに長官とハリバートン社とのあいだで契約書草案が作成されていたのであるが、その契約条件は曖昧な内容であった。その曖昧な条件で規定された契約条項のおかげで、ハリバートン社は、「ロジスティクス上のサポート」(logistical support、兵站上のサポート)という用語の意味を、「アメリカ合衆国軍隊の海外展開に関するインフラストラクチャを全面的に創造する職責を、ハリバートン社が負う」というところまで拡大解釈することができた。そうなると軍隊のなすべき仕事は兵隊と武器を提供することだけになる。つまり、ある意味において、ショウを実行するのはハリバートン社であり、軍隊は単なるコンテンツ提供者にしかすぎないということである。

*1.(当ブログ主「注」)
 アメリカでは、大規模な継続的取引関係において(役務請負など)、3年、5年というような長期大型継続的契約の締結されることが多い。契約金額が数十億ドル(数千億円)にのぼるものもある。


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■災害資本主義
 過去記事から引用しておこう。

災害資本主義(Disaster Capitalism)
  カナダの女流ジャーナリスト、作家、映画製作者、社会活動家、ナオミ・クライン(Naomi Klein)が名づけた用語である。
************************
 ――災害復旧処置(治療)のことをわくわくする市場チャンスとみなす思想の下に、大災害のような破滅的な事件が起きた際に、それを奇貨として(そのことに乗じて)、公共領域に対して(民営化をむさぼり食うために)、まるでオーケストラ指揮下の狼のように統一的に襲いかかっていくやり方のことを、筆者は災害資本主義(Disaster Capitalism)と名付けている。
  ナオミ・クライン(Naomi Klein)著、「ザ・ショック・ドクトリン」(The Shock Doctrine)、ペンギン・ブックス、2008年、6ページ (「注」―この書物の題名は、副題をつけて、「ザ・ショック・ドクトリン―災害資本主義の台頭」(The Shock Doctrine:The Rise of Disaster Capitalism)とされることもある)。

I call these orchestrated raids on the public sphere in the wake of catastrophic events, combined with the treatment of disasters as exciting market opportunities, "disaster capitalism."
*************************

ショック・ドクトリン(Shock Doctrine、ショック理論)
 上記「災害資本主義」の説明で述べている手法を講じる場合、次のように、一気呵成に攻めることが肝要だとされる。
 ――大きな危機が起きるのを待ち受け、いったんそれが起きると、民衆がまだショックでよろめいている状態であるにもかかわらず、国家や州の構成物の一部を民間業者に売り払ってしまい、その「リフォーム」を永久的なものにしてしまう。
 フリードマンとその信奉者たちは30年以上にわたって、好んでこの戦略をとってきた。
(上掲書、6ぺージ)
 そして、狼たちは、機会が到来するのを、雌伏してじっと待っているのである。陰湿に、陰険に。
 そのことを、著者(クライン)は次のように述べている。

  フリードマンは、社会に強い影響を与えた自著エッセイのひとつにおいて、現代資本主義の中核となる戦術的秘薬のことをはっきりと主張している。それは、私(
クライン)がショック・ドクトリン(ショック理論)として理解するに至ったものである。フリードマンは次のように説いている。

  ――危機だけが、それは現実に起きているものでも知覚されるものでもよいのだが、危機だけが本当の変化を起こすことができる。その危機が起きた際にどのよ うな行動をとるべきかということは、その脇に支度されている考え方によって決まる。この点に我々の出番があるのである。基本的に次のように機能する。
 すなわち、現在敷かれている既存政策について、その代替策を開発しておき、それを、政治的に不可能なことが政治的に不可避となる時が到来するまで、生きた政策として維持し続け、実施可能な状態に維持し続けるのである。私はそう考えている」。
 (同、6ページ)
"only a crisis -- actual or perceived-- produces real change. When that crisis occurs, the actions that are taken depend on the ideas that are lying around. That, I believe, is our basic function: to develop alternatives to existing policies, to keep them alive and available until the politically impossible becomes politically inevitable."12
 
12.Friedman, Capitalism and Freedom, ix

 どういうことか。クラインの説明を聞こう。 
 ――ある人は、大災害に備えて缶詰食料や飲料水を貯蔵しておく。これに対して、フリードマン一派は、自由市場という考え方を貯蔵しておくのである。そこで、さて危機が起きると、迅速に動くことが肝要であるとする。すなわち、.危機の苦痛にうめいている社会が正気に戻って「原状の暴虐政治(*)」に滑り戻ってしまう前に、つまり、その隙を与えずに、急激な、撤回不可能な変化を課すことが肝要である。こうすべきだと説くのである――(同、6ページ)
..... And once a crisis has struck, the University of Chicago professor was convinced that it was crucial to act swiftly, to impose rapid and irreversible change before the crisis-racked society slipped back into the "tyranny of the status quo."

(*)当ブログ主「注」
 「原状の暴虐政治」(原文は"tyranny of the status quo")
   危機(自然災害など)に見舞われる前の元の状態(政治的状況)のことを、制約のない完全自由市場主義政策との対比で「暴虐政治」と揶揄して表現している のである。"status quo"(ステイタス・クオ)とは、原状ないし現状、事物がかつてあった状態、という意味のラテン語である。

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 「災害資本主義」や「ショック・ドクトリン」という思想は、下に掲げる思想に根ざすものである。

ショックと畏怖(Shock and Awe) ―アメリカ国防省が援用する軍事教義
 "Shock and Awe(「ショックと畏怖」) は、技術的面から、"Rapid Dominance"(「速攻支配」、ラピッド・ドミナンス)として知られているものである。
 その内容は、圧倒的な力、戦場に関する支配的な知覚、支配的な軍事展開を駆使するとともに、こちらの軍事力を壮大に見せつけることによって、戦場についての敵軍の知覚を麻痺させ、かつ、戦う意志を破壊するというものである。
 要するに、圧倒的な軍事力を誇示することによって敵の抵抗芯を萎えさせるものである。広島と長崎の原爆は、Shock and Aweの例である。イラク戦争でも、この教義が援用された。

速攻支配(Rapid Dominance)の教義―「ショックと畏怖」理論の中核をなす要素というか、その目的とするところというか、要は表裏一体の概念。
 ――ショックと畏怖」体制(政権、政治制度、型、状況)を課すことによって敵軍の意志、知覚、理解を損なわせ、以って、当方の戦略的な政策目的にフィットまたは対応させるように試みること。
  「速攻支配」は、この圧倒的な水準の「ショックと畏怖」を、直ちにまたは充分に時宜を得た(タイムリーな)態様で敵軍に課し、以って、敵軍の遂行意志を麻痺させ、環境の制御権を握り、戦術的および戦略的レベルにおいて抵抗不可能に陥るまで、物事についての敵軍の知覚と理解を麻痺させるかまたは同程度まで負荷をかける。
 Shock and Awe理論は、Harlan K. UllmanとJames P. Wadeの共同執筆による論文で提唱され、National Defense University(アメリカ合衆国国防大学)1996年出版物として刊行された。

 電気ショック療法 ― 人間の記憶を消し去って心を再生させる人体実験
 1950年代にCIA(Central Inteligence Agency、 アメリカ合衆国中央情報局) が、カナダ、モントリオールの医師Ewen Cameronに人体実験をさせた。人間の記憶を消し去って心を再生させるという実験であり、CIAが行う諜報活動業務に、すなわち、スパイその他の尋問 やマインドコントロールに実験の成果を利用しようとしたのである。CIAが資金を提供し、実験は主として、McGill UniversityのAllan Memorial Instituteで行われた。カナダ政府も、実験を了承していたとされる。
 うつ病などの精神障害のある患者に強い電気ショックを与えて全身を痙攣させる(電気痙攣療法、ECT: Electro Convulsive Therapy)ようなことをやったのである。LSD( リゼルグ酸ジエチルアミド)の服用その他、さまざまな処置が併用された。

[更新] 2011.4.1、11:30 ― 大幅に加筆した。
         2011.4.8、13:40 ― 誤字を訂正した([以下に→いかに]、[記号→企業])。

――続く―― 
 

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2011年3月29日 (火)

ピンクレディのUFOダンス、40歳代女性の72%が踊れるなんてやっていたが、笑った。おかしかったね。何チャンだったか、19:30ごろのTV番組のことだ。おう、あの男の顔、国中を暗く、不幸にしている現首相のことだが、彼奴のことを一瞬忘れさせてくれた。

2011.3.29
 津波被害、迫りくる原子力汚染地獄、国民の動揺、精神的混沌――国家の重大危機に、よりにもよって、最低の最低、騙し100%、卑しさ100%、恥知らず、などなど、否定的形容句がいっぱい付く内閣総理大臣、内閣で立ち向かわなければならない、これまた重大不幸。
明日への希望みたいな要素がちーともない男が国のボスだ。宰相だ。
 参議院否決、両院協議会意見一致せず、衆議院議決優先で予算成立なんて、ニュースでやっていたが、画面にコレの顔が映ると、もう気分が滅入る一方だ。

 その言動に、あの菅直人のことだが、もう、それに毎日気持ちが滅入るばかりだが、このTV番組、あちこちのオバハン、まあ、そう形容するにはちょっと若いが、いい言葉が浮かばぬからそれでいくとして、そのオバハンら、よかったぜ。バカ企画によく「乗って」くれた、振付を踊ってみせて。とにかく明るかった。頭の横から、「UFO」なんて掛け声を唸って、手を上げてみせたりして。
 思わず、けらけら笑った。
                                          これだが(下画像)
Ufo_4  
画像検索すると、わあ、いっぱい乗ってるねPhoto_2
 これなんか、いいね、初々しい。
3      (画像はココからのコピペ)

◆◆◆◆◆◆◆◆
■UFO飛行士
   UFOついでに、どこかでまたおもしろいUFO騒ぎが起きてないか、と探していたら、こんなのがあった。
 *UFO = Unidentified Flying Object、未確認飛行物体 

Ufo5_4  UFOが風力発電機に衝突して、プロペラがもぎ取られたというのだ。イギリス中部lincolnshire(リンカンシャー)のLouth(ラウス)というところでの話題だ。
これがそのUFOの飛行士らしい。
 いや違った。半マイル離れたところに住んでいる71歳の主婦で、車で現場を通りかかって、事故を目撃したのだという。UFOがぐっと大きくなって現れたと思ったら、高さ290フィート(87メートル)の発電機にぶつかったのだとする。




Ufo_2
 2009年1月8日の記事で、事件はその前日、1月7日のことだという。その日、地元住民は午前4時半に、衝撃音で目が覚めた。
 後で、何が起きたのかと見ると、発電機の巨大な羽(65フィート、19.5メートル)一つがもぎ取られて立っていたという。羽はどこにいったのか、みつかっていない。
 電力会社側では、チームを編成して捜査中だというが、UFO専門家は「興奮している」と語っているとされる。
Ufo2

Ufo4_2Ufo3

         両側のタービン(発電機)はなんでもないのに、真ん中のものだけが破壊されている。

◆◆◆◆◆◆◆◆
 同じ発電機事故でも、こちらは「牧歌的」事件で済む。
 福島第一原発、どうなることやら。
 地獄に向かって進んでいるような予感がするが、大丈夫かい。不安だね。
 農産物広域全面的高度汚染、廃棄。海産物広域全面的高度汚染、廃棄。
 とんでもないことになりそうだが。

 

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2011年3月26日 (土)

菅直人首相の、「国民へのメッセージ」というものだが、「地震発生から二週間を期してのメッセージ」たらいうものだが、「メッセージ」ってなんだ。

2011.3.26
一、メッセージってなんだ
 「伝達事項」か、「お願い」か、「呼びかけ」か、「決意声明」か、「行動宣言」か、そういう要素がすべて混じったものか。とにかく、こんな言い方じゃ、発言内容自体の評価はともかく、訴える力としての力強さは、まったく伝わらないね。ちーとも伝わらないね。
――2週間目にあたっての私からの国民の皆様へのメッセージとさせていただきます。

 なんだ、メッセージって。

二、大手五社新聞によるゴミ記事みたいな扱い
 「大手五社」新聞社のネット記事、「トップ記事」群に含めているところはどこもない。
 どういうことだ、これ。

 これだけの災害に対する、その復興決意を宣言する国家最高責任者の「メッセージだ」――愚鈍極まりなくカタカナ外来語で表現しているから、なんだか分からないので、一応「決意声明」としておくが――、とにかく一国の宰相の発言だ。
 ゴミ記事並みにしか扱わない、扱われない、これって、どこが狂ってるんだ、何が狂ってるんだ、オレの頭が狂ってるのか。

Photo_2

Photo_3

 毎日、産経、日経の画像は省略するが、AM8:00時点では、いわゆる「トップ」記事の枠内に載っているところは、どこもない
 なんてこった、重ねていうが、

 菅さん、「クズ六」メディアを丸めこんで、いや、丸めこまれて、連中とうまくやっているようだが、これって、どういうことかね。
 説明が欲しいようなもんだね、官邸から、あの有名な枝野さんから。

 そうそう、「クズ六」とは、「読売、朝日、毎日、産経、日経のいわゆる五大新聞と、その傘下ないし系列放送局 + NHK」のことだ。

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2011年3月25日 (金)

東北・関東大震災/原発事故災害復興の成功を期すためには、菅直人内閣総理大臣が、この際、来し方を土下座して国民に誤り、身を退くことが必須だと考える。

2011.3.25
 なぜって、「日本古来の恥文化を知らぬ行動」をとりつづけてきた人物だ。復興に必要な国民の「雄々しき心」、「雄たけび」を汚す方向にしか作用しない存在でしかないからだ。こんな輩が陣頭にいたのでは、本来奮い立とうとする心まで萎えてしまう。
 国家としての禊ぎだ、みそぎ儀式だ。これなくして成功はおぼつかない。

◆◆◆◆◆◆◆◆
一、江田五月/菅直人らが失せることにより、政治が清潔になることが必須
 国が復興を成し遂げるには、江田五月/菅直人コンビが、「転びバテレン」的一種変態精神を終始見せ続けてきているコンビが、すなわち、2009政権交代精神を.裏切り、我欲の前にコロっと変節したコンビが、国民騙し、裏切り、嘘をついて恥じぬ心、文字どおり「恥知らず」の、日本古来の恥文化を知らぬ輩が、保身だけに汲汲とし、究極の卑しさを見せ続けている二人が、身を退くこと、これが必須要件だと考える。

  へい、江田五月さん、菅直人さん、何を言われているのか、胸に手を当てりゃ分かることだ。巷間、似非市民活動あがりなんていわれている菅直人、それを盟友と呼んで、やることなすことすべてを褒め、肯定する、国民騙し屋の江田五月。
 江田五月の親父さんが死んでいく枕元で二人して誓い合ったなんて、その目的が実現したなんて、浪花節を語りながら、「民主主義とは期間を定めた独裁だ」、「歴史が証明する」、「歴史の評価に耐えうる」、「菅さんはよくやっている」なんて独りよがり、手前みそを吐きながら、「所定の四年間は続ける」なんて、首相地位を失うまい、失わさせまいとしがみつきながらやってきた二人。

 へい、お二人さん、もういいんじゃないのか、というか、国難の時期だ、もう引っ込んでくれ。菅直人は、権力を手中にして、自分の采配でいろいろと動くもんだから、人が、組織が動き、専用機が飛び、おべんちゃらがいっぱい飛び込み、機密費が自由に使え、護衛がついてまわり、あれもこれも、あれやこれや、もう、うれしくてうれしくて、ついつい顔がニヤケてしまうほど夢中のようだが、リモコンを貰った子供のように、死んでも離すまいと首相の椅子にしがみついているようだが、頼む、もう引っ込んでくれ。
 ここで、ちょっと違った視点から菅直人さんにいいたいが、なんだね、夫婦二人してドテ-っと芋虫みたいに、公邸に横たわられていたんじゃ、国民の意気が、復興の芽が出ようとしても、醜い存在が、国民騙しで臭いような存在が土の上に覆いかぶさっているから、「やーめた」ってことになっちまうぜ。

二、糾弾の正当性をいうには、これ一つ挙げれば充分
  「これ」とは、仙石由人を内閣府に復帰させたってことだ。
  この人物は、尖閣諸島沖中国漁船衝突事件で国民に大嘘を、稀代の大嘘、不遜極まりない大嘘、国民をなめきった大嘘をつき通した菅直人大嘘政府の番頭役を務めていた男だ。菅直人の嘘つき体質があまりにもひどいが故に、国民騙し責任を問われて、内閣官房長官たる身分で、いわば菅直人を肩代わりするかたちで辞職した者である。
 「大嘘」問題で引責辞職した人物を禊ぎ(選挙)が済まぬまま再登用する。それは、政府が、菅直人が大嘘体質のままであること、国民に大嘘をつくことについて、まったく、爪の垢ほどの罪悪感も感じていない体質のままであることを表わしている。 
 
 国難ともいうべき時期、大嘘体質政府に率いられて、国民に、なにができるものか。
 リンゴでも、玉ねぎでも、レモン、オレンジ、なんでも、芯が腐っていては、力は出ない、芽は出ない、再生しない、成長しない。
 いくら外見を飾っても――とにかく、この菅直人という人物は、自画自賛、独りよがり、パフォーマンス、外見飾りといった行動に走り、マニアックというほどその癖が過ぎるんだが、それで辟易なんだが――いくら飾っても、恥知らず精神みたいな中身はいずれ腐敗で溶けた組織として流れ出す。爆発危険が恐れられている福島第一原発原子炉群の溶融じゃないが、溶けて、臭い膿として溶けて流れ出す。

 こんな男を宰相のままにしておく選択肢はない。断言できる。

三、すぐに辞めることが国益に添う
 だから、すぐに辞めなきゃいけない。辞めるように言わなきゃいけない。辞めろ。
 下の画像は、仙石由人問責決議に関するものだが、事の意味は同じだ。

Photo_2  
 以下、2010.11.26の過去記事の、上記画像に続く記述の一部を掲げておく。
****************************
 第1に、「尖閣諸島沖中国漁船衝突事件」における極めて不適切な対応である。
 公務執行妨害で逮捕された中国人船長の釈放は、那覇地検が「わが国国民への影響や今後の日中関係を考慮」して判断したとしているが、このような重大な外交上の判断が一地方検察庁でなされたと信じる者は誰もいない。総理、外務大臣が国連総会で不在の中、官邸の留守を預かる仙谷官房長官主導で釈放の政治判断が行われたと考えざるを得ない。

 しかし、仙谷官房長官は、釈放は那覇地検の判断であったとの強弁を 繰り返している。仮に、一行政機関である那覇地検が外交判断による釈放を行い、それを政府が是認したとすれば、検察が外交を行ったという日本外交史上、例 を見ない越権行為が民主党政権下で行われたことになる。逆に、官邸が那覇地検に釈放の圧力をかけたとすれば、仙谷官房長官は虚偽の答弁を重ねてきたことになる。どちらにしても、この件を主導してきた仙谷官房長官の責任は重大である。

     (上記画像の「産経ニュース」から)

****************************
 然り、そのとおり、誰が考えてもそうだ。当ブログでも、何度も述べてきた。特に「釈放は検察の独自判断によるもの」という大嘘と、それをつき通す強弁の不埒さを糾弾してきた。
(
この問題については、繰り返し述べてきた。下に掲げている過去記事を適宜参照されたい)

 上記理由に続いて、下記のように、第5まで理由を挙げている。
第2に、国権の最高機関たる国会を愚弄(ぐろう)する、暴言、失言の数々が繰り返されていることである。
第3に、日本国憲法に抵触する発言を繰り返し、憲法順守の義務に違反していることである。
第4に、国会同意人事案件に対する怠慢である。
第5に、北朝鮮による韓国・延坪島砲撃事件における危機管理能力の欠如である。

 ――以下省略―― (続きはココ)

四、「今は政局を語っているときではない」とする欺瞞
 
卑しさの極み、菅直人内閣とつるんだ社会一派、その代弁者としての「クズ六」メディアの国民騙しセリフにすぎない。ここでは、多くを語らぬが。 
 ――ショートの危険のある電気回路は、配線を敷設し直して新たなものにする。そのうえで通電して、修復にむけて制御室からいろいろ手だてを試みる。
 事故原発でもこういっている。それと同じだ。「急がば廻れ」だ。

五、「法律的には辞める必要はない、なかった」とする大嘘、大愚鈍

 参議院問責決議をうけての仙石官房長官引責辞任の際に、こういう論が菅直人腐れ内閣、御用学者、「クズ六」メディアなどから吐かれた。
 国民は「そうか」と感じる。
 究極の欺瞞だ。

 参議院で内閣総理大臣の不信任決議をしても(不信任案可決)、憲法の明文規定からすれば、総理大臣は辞職する必要はない(内閣総辞職、解散総選挙後の辞職)。次位レベルの法形式である「法律」、すなわち国会法や内閣法にも、そういう規定はない。同様に、参議院で国務大臣不信任決議をしても、憲法には、「辞めろ」とは書いていない。(衆議院での国務大臣不信任決議の場合は、話が長くなるのでここでは措いておく)。法律にも規定はない。
騙し屋連中は、そのことをいうのである。「条文に書いてない」と。

 しかし、これは究極の欺瞞である。
 民主主義の原理、エキス、中核みたいなことのすべてが、憲法の規定として、あるいは法律の規定として、事細かく記述されているわけではない。
 第一条における「国民主権」規定をはじめ、各所で、「原理/エキス/中核」に関連する事項を規定しているけれども、事をすべて網羅しているわけではない。
 長くなるので端折るが、参議院での国務大臣問責議決がある場合、大臣が辞任すべきことは、「民主主義の原理」からして、当然のことなのである。厳然と要求されることなのである。
 この事を考えるには、「自然法」なんて概念があることに想いを馳せてみればよい。

六、土下座
 最後に、土下座の件だが、大したことじゃないが、一言述べておこう。
 菅首相は、前にも、厚生大臣だかのときに、これをやったことがあるやに聞いている。だから、大して苦にはなるまい。ただし、それは、「本気」のものじゃなければならぬ。先のものはパフォーマンスにすぎなかったなんて噂もあるから、念のためにいっておくが、今回、それは本気のものじゃなきゃいけない。

 (もうひとつ念のためにいっておきたいが、当ブログ主は、神格天皇陛下万歳時代に戻ったような、「土下座」なんて行為は、一般的にいって嫌いだし、口にしたくない。しかし、ここでは、菅直人という人物がそういうことをする人物だというので、同じ土俵に立ってものを言っているのである)

[更新]  2011.3.26、10:00 ― 大幅に加筆した(「四」、「五」を追加)。

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2011年3月23日 (水)

福島第一原発原子炉、第1号、2号、3号、4号、5号、6号機の現況報告、危険状態推移報告 ―― NHKは、一覧表で示したそれを、3時間置きに画面に表示せよ。

2011.3.23
  ――福島第一原発爆発危険、放射能飛散/汚染地獄危険に関する報道懈怠、といよりも、報道規制、事実隠し、隠蔽加担。
 
NHK関係者を、意図的な報道義務違反(作為義務違反)による、ある種の公共危険罪、すなわち、不特定/多数の人の生命/身体/財産に対する侵害 ― 原子炉爆発放射能汚染の人為的二次災害惹起危険の罪、みたいな罪に問えぬか。 

 そういうことでもあれば、連中も、多少は性根を据えて仕事に取り組むんじゃないか。まあ、新たに法律を制定しなきゃだめなことだし、それも、罪刑法定主義の観点からして、犯罪構成要件定義が難しいか。

◆◆◆◆◆◆◆◆
 福島第一原発、国民一般はノホホンと構えているようだが、大爆発して、放射能まみれの燃料、構造物残骸、破片が飛び散ったら、泣くに泣けない惨事、悲劇になるんだぜ。
 だから、NHKは、こういう形式の(下に掲げた日経、朝日の図)現況報告報道を、そうだな、少なくとも3時間置きぐらいの間隔でやらなきゃいけない。
 爆発が必ず起こるというわけではない。また、報道したからって爆発を止められるものでもない。しかし、爆発が起きた場合、心構えがあるのと、身構えがあるのとないのでは、被害程度がかなり異なってこよう、特に、心理的被害は、「不意打ち」を喰らう場合には、破滅的なものになる。
 そのための報道を担うのが、「公共放送」としてのNHKだ。

  NHKは、とにかく、対処姿勢に、真摯さというか、重みというか、誠実さというか、苦しみ感情というか、人間らしさというか、そういうものがない。
 ダメだね、クズだ。解体再構築が望ましい。しかし、それは、この国民意識の下では、「NHKはいい」みたいな愚鈍声が80%の意識の下ではできない相談か。なら、まあ、大手術だ、あちこち悪性腫瘍、癒着みたいなものをブスブスとズタズタと断ち切っての大手術が必要だ。

3
1 2 **********************************
 朝日(asahi.com)
2_2 3_2 *****************************
 産経は、1-6号機までの様子が一目で分かるようになっていない。

Photo *****************************
 読売は、やる気がないって感じだ。

Photo_2
◆◆◆◆◆◆◆◆
 まったく関係ないことだが、こういう記事があったので紹介しておく。
メガネザルだそうだ。フィリピンのジャングルだと。
「ダメだね、日本は、公共放送があのザマじゃな。あのざまのまま放置して・・・・・・後進国だ・・・・・うん」。
 こんなことを語ってるのか、あの目で。

 それで、ヨーダが、「ウン、ウン、そうじゃのう」と頷いているのか。
 

Photo_3

[更新]  2011.3.25、18:10 ― 表題を変えた。当初のそれは、本文の冒頭に置いた(少し文言を加えた)。
         2011.4.6、7:40 ― 表題の一号、二号. . . を1号、2号. . .  という標示に変えた。

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2011年3月21日 (月)

「福島原発どうなった。治まったか、放射能汚染日本地獄か」――全国民が固唾をのんで見守っているのに、それを後回しにするNHK。なんと、芸能ニュースを延々10分余。下司め! 80歳祖母と16歳孫息子奇跡の生還。昨日全国を喜びで満たした事件だが、その再報道。やるなとはいわぬ、好きなだけやれ、だが、もはや新規報道ではない、しかも、やっていることは芸能ネタだ。後からやれ。

2011.3.21
 今日、正午のNHKニュースだ。

[救出に携わった警官のインタビュー]
 ――助けた16歳少年に「将来何になりたいか」と訊いた。「警察官」と答えた。警察官になったことに誇りを感じる。
[学校の担任教師だかなんかの女性のインタビュー]
  ――非常にまじめで、明るい、いい子、いい生徒です。


◆◆◆◆◆◆◆◆
一、ジャーナリズムの「ジ」にもなっていない―世界嘲笑の的、日本の報道
 何をやろうと、事件をどういう視角で捉えようと、その事件の報道をどういう視点で構成しようと、それは、公共放送NHKたる身であっても、「一応は」勝手だ。好きなようにやれ。
 しかしだ、「正午のNHKニュース」だ。

 まず、やらなきゃいけないことがあるだろう。何を措いても、まずこれを言わなきゃいけないってことがあるだろうが。
 福島県民の、周辺広域住民の、東日本の、ひいては日本全国民の生命にかかわる重大事項が進行中だ。
 このことを真っ先に述べずして、なんのための公共放送か。というよりも、なんのための「報道」か、ジャーナリズムの「ジ」にもなっていない。

 「明日はこうする予定」だの、「今朝何時から放水を開始する」だの、昨夜からずっと、信頼できる「最新」ニュース、――事の核心についての、すなわち、原子炉破壊、爆発、放射能飛散といった事項について、現状はどうなっているのかという情報についての――「現状」報告みたいなものは途絶えているのである。
 そういう状況の後にやってきた「NHKお昼のニュース」だ。

 「刻々ニュース更新」みたいなものがないことに対する糾弾も重大問題だが、すなわち、菅直人下司政府/「クズ六」メディア談合報道規制を糾弾しなければならないのだが、ここではそのことは措くとして、とにかく、そういう時期の、そういう意味を持つ、「NHKニュース」、その「お昼のニュース」、「12時ニュース」だ。
 夜「7時のニュース」とともに、「ニュースの王様」、「泣く子も黙る」ニュースとして知られてきているものだ、いうならば。だから、とにかく、何はともあれ、福島原発現状報告をしなきゃいくまいが。

 それがなんだ、始まったと思ったらこれだ。「お涙ちょうだい」、「すごくいい子」芸能ネタニュースだ。
 やるなとはいわぬ。しかし、やりたきゃ後にしろ、何度もいうが。
 うん、ここで、「奇跡救出/生還ニュースを原発事故現況報告より先にやったからって、何が悪い」と反発する輩がいるかもしれないから、そのことについて一言しておくと、その議論に関して百歩譲るとしても、「奇跡の生存/救出」自体は、昨夜この方、すでに報道が済んでいることだ。全国に知れ渡っていることだ。既報二番煎じニュースだ、いうならば。だから、NHKがここでやったことは、緊急を要することではないのである。
  さらに、千歩譲るとして、先にやることを容認するとしようか。しかし、その場合であっても、せめて、30秒から一分程度のイントロだけにしておいて、残りは後回しにしろ。
 それが、なんだ、10分余もやっていた。避難所ではどういっている、医者がどうたらこうたらと、ダラダラ、タラタラ。途中で呆れ、怒り、飽きた。

                 (奇跡の生還自体は、すでに全国に知れ渡っていること)
Photo_4
二、卑劣な報道規制と視点そらし―反原発感情、原発批判そらし
 このNHK変態報道事件の裏には、菅直人クズ/下司政府と「クズ六」メディアのj結託による報道規制がある。原発批判そらし、目そらしの企みがある。

 数百万日本国民に対する生命危険が迫っているというのに、かなりの濃度で迫っているというのに、そのことに対する懸念、心配、「なんとか鎮静化してほしい」という祈るような気持、切ない気持を、ポケットを裏返してゴミを振り払うほどの痛みしかみせずに踏みにじるNHK職員。命の尊厳を土足で踏みにじって、卑しい、さもしい、あさましい、醜い勢力の走狗に堕しきったNHK関係者。

 どうだね、世の中、人間社会、人間の精神、欲にトチ狂うと恐ろしいね。
 この「2011.3.21、NHK12:00ニュース」の番組編成に関与した連中の名前と顔写真を公表してもらいたいね。

Photo_3  その勢力とは、アメリカの、新自由主義/ショック療法/災害資本主義教祖ミルトン・フリードマン(Milton Friedman)の、ロナルド・レーガン(Ronald Regan)の、ドナルド・ラムズフェルド(Donald Henry Rumsfeld)の、ジョージ.W.ブッシュの、ディック・チェイニー(Dick Cheney)の、小泉/竹中の、転び変節菅直人の志向する世界として知られる体制下で、我利我欲追求に、蛭(ひる)のように蠢く、政界/官界/財界/学界/報道界勢力のことだ(この過去記事を参照されたい)
     右の画像は蛭。人間や獣の血を吸う。Wikipediaから。

三、人面獣―おまいらは、どう言い繕ってみても下司(げす)だよ。
 このニュース編成に関与したNHKの関係者ら、下司の下司、畜生の畜生ともいうべき存在だが、もう良心が麻痺しちまっており、罪の意識みたいなものを感じることはなくなっているのであろう。
 「人の顔をした獣」、いや、逆か、「獣の下半身を持つ人間」、いや、それじゃあ、ニュアンスがちょっと違ってくるな、「顔だけが人間の獣」、「獣の心をもつ人間」か。なんでもいいや、とにかく、「人面獣身」、いや、「人面獣心」か、とにかくのとにかく、そういったことをいいたいのだ。
 ネットをうろついていたら、こういうのがあった。
 さしずめ、連中はこういう姿をしているのだろう。渋谷あたりを歩いていたら出くわすかも、人波の中にいるかも。

Photo

                                             (画像は、このwebページをキャプチャして編集したもの)

[更新] 2011.3.11、9:00
 さらにさらに、あきれたね。19:00(夜7時)ニュースでも、このパターンだった。芸能ニュース、まだやっている。しかもトップにもってきて。少年が、「出されたご飯とゆで卵をおいしそうに食べた」なんてやっていた。
 ひどさかげんに、もう絶句だ。
 その後のクローズアップ現代で(20:00-)、番組ホステス女性が深刻そうな顔でなにやらやっていたが、主報道をこんなていたらくにしておいて、何をウデウデ、失せろ、醜い。

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2011年3月18日 (金)

東日本地震大惨事、福島原発爆発恐怖を、「ショックと畏怖」(Shock and Awe)、 「速攻支配」(Rapid Dominance)教義の実験場とする、血も凍りつく企み。日本国内閣総理大臣、菅直人による冷酷無比の人体実験だ。国民は、陰謀を見破らなければならない。識者は叫べ、声をからして叫べ、国民に警告を叫べ!

2011.3.18
 地震/津波被害者救済/救援を放置する、福島原発事故情報を隠匿する、東電による問答無用凌辱的停電を「苦渋の決断だ」などとクサイ騙しを吐いて容認する、「節電啓発担当大臣に蓮舫を任命/辻元清美を災害ボランティア担当首相補佐官に任命」による人気とり、仙石由人の、不遜極まりない、国民をなめきった再起用。
 矢継ぎ早に手をうってくる。

 「ショックと畏怖」(Shock and Awe )と「速攻支配」(Rapid Dominance)の人体実験だ。
 災害資本主義が牙をむきはじめたのだ。その走狗となり果てた、転びバテレンならぬ「とんでも政府」、政治家ショッカ―軍団が、願ってもない土壌を得て、にやりとほくそ笑み、本領を発揮しはじめたのだ。

********************************
  「ショックと畏怖」とは、一般人民にとって何がどうなっているか皆目分からない恐怖、危険、破滅を生みだす諸アクションのことである――中略――。
 自然は、トルネード(竜巻)、ハリケーン(台風)、地震、洪水、手のつけられない火事、飢餓、疫病といった災害によって、「ショックと畏怖」を生み出すことができる。
   
「ショックと畏怖 - 支配を速攻で達成せよ」、アメリカ合衆国イラク戦争における軍事教理(*1)

1.Bud Edney、「ハラン.K.ウルマン/ジェームス.P.ウェイド共著「ショックと畏怖 ― 速攻支配の達成」(Washington, DC: NDU Press Book, 1996)における『速攻支配の思想―付録A』」、110ページ
1. Bud Edney, "Appendix A: Thoughts on Rapid Dominance," in Harlan K. Ullman and James P. Wade, Shock and Awe: Achieving Rapid Dominance (Washington, DC: NDU Press Book, 1996), 110. 
      
                                     Naomi Klein, "The Shock Doctrine"(Penguin Books 2008)、3ページ

**********************************

◆◆◆◆◆◆◆◆
"Shock and Awe"(ショック・アンド・オー、「ショックと畏怖」)は、アメリカ合衆国の軍事教義であり、イラク戦争でも適用された。

"Shock and Awe"(ショックと畏怖)
 "Shock and Awe(「ショックと畏怖」)は、軍事教義(理論)であり、技術的面から、"Rapid Dominance"(「速攻支配」)として知られているものである。その内容は、圧倒的な力、戦場に関する支配的な知覚、支配的な軍事展開を駆使するとともに、こちらの軍事力を壮大に見せつけることによって、戦場についての敵軍の知覚を麻痺させ、かつ、戦う意志を破壊するという軍事教義である。
 この理論は、Harlan K. UllmanとJames P. Wadeの共同執筆になるものであり、アメリカ合衆国国防大学1996年出版物として刊行された。

"Rapid Dominance"(「速攻支配」)の教義
 「速攻支配」という概念はその著者Harlan K. UlmanとJames P. Waleによって次のように定義されている
 ――「ショックと畏怖」体制(政権、政治制度、型、状況)を課すことによって敵軍の意志、知覚、理解を損なわせ、以って、当方の戦略的な政策目的にフィットまたは対応させるように試みること――
 さらに、次のように説明されている。
Photo_4  「速攻支配」は、この圧倒的な水準の「ショックと畏怖」を、直ちにまたは充分に時宜を得た(タイムリーな)ベースで敵軍に課し、以って、敵軍の物事を進める意志を麻痺させ、環境の制御権を握り、戦術的および戦略的レベルにおいて抵抗不可能に陥るまで、物事についての敵軍の知覚と理解を麻痺させるかまたは同程度まで過負荷をかける。

  理論提唱者(二人)によると、Shock and Aweは、圧倒的な軍事力を誇示することによって敵の抵抗芯を萎えさせるものであるとする。ウルマン(Ullman)は、広島と長崎の原爆(右の写真)はShock and Aweの例だとする。
                   ――以上、Wikipediaから。
◆◆◆◆◆◆◆◆
菅直人アプリケーション
「ショックと畏怖」
 倒れる寸前だったわが地位にしがみつくために、国民をショック状態に陥らせ、畏怖/恐怖させることによって、失政批判に対する国民の知覚を麻痺させ、かつ、戦う意志を破壊し、萎えさせる。
 反面で、蓮舫や辻元清美を使って人気とりをする。

「速攻支配」
 「ショックと畏怖」状況を課すことによって、国民の意志、知覚、理解を損なわせ、萎えさせ(反面で、蓮舫や辻元清美を使って人気とりをし)、以って、政府の戦略的な政策目的に従わせる。迅速を旨とするので、矢継ぎ早に手を打っていく必要がある。

◆◆◆◆◆◆◆◆
The battle plan is based on a concept developed at the National Defense University. It's called "Shock and Awe" and it focuses on the psychological destruction of the enemy's will to fight rather than the physical destruction of his military forces.

"We want them to quit. We want them not to fight," says Harlan Ullman, one of the authors of the Shock and Awe concept which relies on large numbers of precision guided weapons.

"So that you have this simultaneous effect, rather like the nuclear weapons at Hiroshima, not taking days or weeks but in minutes," says Ullman.



Cbs_2

                                                                               CBS Evening News

――続く――

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2011年3月17日 (木)

福島第一原発コンプレックス原子炉溶融大爆破恐怖地獄、鎮静化成功を祈るばかりだが、水かけのドタバタ、見てられないね、「龍吐水」を思いだす。江戸時代の最新鋭消防マシン、いやさ、お笑いポンプ。

2010.3.17
 原子炉溶融大爆破恐怖地獄、勝手にこさえた和製英語で、メルトダウン・イクスプロージョン・インフェルノ(Meltdown-Explosion-Inferno)だが、菅直人、最低最低最低国民騙し内閣と東電、「クズ六」メディアがつるみ合った、陰険、陰湿、不遜、横暴、暴虐きわまりない報道抑制によって、ありのままの姿を知ることができないでいるが、とにかく、鎮静化を祈るばかり。

 しかし、冷却処置、つまりは、水かけ、放水、水浸し作戦だが、見てられないね、いっちゃ悪いが、いらつくばかりだ。幼稚レベルで右往左往だ。素人目にも分かる。江戸時代に、最新鋭消火マシン、消防ポンプ、実は「お笑い」にすぎないしろものだったのだが、「龍吐水」というのがあった。ドタバタ劇は、これを思い出させる。
 ゴウゴウと燃え盛る、日本橋越後屋。それに向かって、立ち向かう龍吐水、決死の兄いたち。い組、ろ組、は組の火消し連だ。おお、勇ましい。
 「きゃあ、きゃあ、すてきー」
 見物の娘らが騒ぐ。
 いや、よくみると、「なにあれ、やだあ、ちょっとしか出ないじゃない、チョロチョロ・・・・・・やだあ、ショウベ、いや、おしっこ・・・・・・」
 これを彷彿とさせる。

◆◆◆◆◆◆◆◆
 ふざけているわけじゃないよ。
 「原子炉事故」なるものに対して、こんなお粗末な、こんな幼稚なことしかできないのか。その程度の実用技術しかないのか。その程度の「想定問答」しかしていなかったのか。
 もう、情けないね。涙が出るね。
 危機管理的実用技術三流国だ。万一の危機に対する備えを網羅的に描き出して対処策を準備するという「システム的思考」が劣っているのだ。
 「日本の技術は政界一」、嘘ばっかりいってきている政府御用学者、「クズ六」メディア、盲信するアホ国民。

 優れた技術はあるのだ、いっぱい。優れた技術を生み出す国民性なのだ。それは間違いない。
 しかし、IT(Information Technology)といえば、情報技術といえば、ほとんどの国民が、政治家が、通産省(当時)の役人さえも、半導体を想定する。あるいは機能筺体(箱)としてのコンピュータを想い浮かべる。ハードウェアのことしか思い浮かべないのだ。応用技術、ソフトウェア面は考えない。
 「半導体、世界でトップの技術だ」と胸を張る。

 コンピュータ(汎用コンピュータ、ワークステーション、ミニコン、パソコン)のOS(Operating System、オペレーティング・システム)、高速大容量通信制御仕様標準、通信ネット技術、LAN、WAN、インターネットなるもの(Internet)、その関連仕様標準、通信関連ソフト。日本は伝統的に弱い、というか世界市場戦略的観点からいうと赤子同然だ。アメリカに、まったく勝てない、勝とうとする意欲がない。
 "Windows"や"Internet"が日本産でないことを考えれば、いわんとすることは分かってもらえよう。
 これは、当ブログ主が業界事情を多少かじっていた一昔前の話だが、今でも事の本質は大して変わらない。
  "Google"だの"YouTube"だのということだけみても、そのことはわかろう。

 「日本の米、野菜は一流だから、中国の富裕層が高く買ってくれる、これを農業戦略にすればいい」――「ああ、そうか、日本ってそんなに優秀なのか」。
 最近ではこんなことがいわれている。
 経済戦略として「本流」の話ではないのに、醜い意図の隠れた騙し話の一環として説かれていることなのに、「ああそうか、日本は世界最高か」と、何について優秀で、何についてお粗末なのかを問うことなく、短絡する。
 「演算能力世界最高速、世界一」、「一位じゃなきゃだめなんですか」。過般のこの騒ぎも、この話の延長線上のものだ。

 話がヘッチョ方向にそれたが、福島原発、危機管理発想に基づく技術対応が、まったくの「お粗末」だ。

 産業政策としての原子力発電行政だが、何をやっていたのかね政府は。東電は何をやっていたのかね。学者は、何を説いていたのかね。
 情けないね、ほんとに、何度も繰り返すが。

◆◆◆◆◆◆◆◆
 「龍吐水」とは、こういうものだ。
 これで、地獄のごとく燃え盛る「越後屋」火災に立ち向かった(*1)のだ。越後屋たあ、三越の前身だ。
     *1当時の「火消し」は、延焼/類焼停止/防止のための家屋破壊が主だったのであるが、そのことは、まあ、措いて
Photo_2                                     (東京消防庁のwebページから)

 国民は、画像を見ながら祈るがいい、泣くがいい、原子炉よ、静まってくれと。
 怒るがいい、おのれに。
 政府が「右向いてワン」といや「ワン」と吠えるおのれに。
 菅直人に「挙国一致体制で」、「増税で」なんてアジられて、その欺瞞を、大嘘を、この騙し屋宰相がやってきたことをけろっと忘れて、「国難の時期だ」の大音頭、赤一色に染まるおのれに。
 不遜、横暴のかぎりをつくすレイプ停電をちーとも疑問に思わぬおのれに。

[更新] 2011.3.18、10:40 ― テニオハを直したほか、ほんの少し加筆した。

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2011年3月16日 (水)

北日本地震/津波による大惨劇、福島原発原子炉コンプレックス大爆発恐怖地獄 ―― 災害資本主義の教祖、ショック療法カルトの尊師、ミルトン・フリードマン(Milton Friedman)が上空から興味津津で眺めていることだろう。いいぞいいぞ、菅直人、もっとやれ、人々に、徹底的に恐怖を植え付けるのだ、畏怖させるのだ、萎えさせるのだ。

2011.3.16
 「死傷者数万人、住居壊滅/流失難民数十万人の大惨劇に、原子炉溶融大爆発放射能汚染インフェルノ・・・・・・それに、おっ、東電を使って、電力供給遮断による大衆拷問か。いいぞ、いいぞ、もっとやれ。徹底的に恐怖させ、畏怖させ、萎えさせるのだ。気力を、抵抗を削ぐのだ。
 そうすれば、民衆を意のままに操れる。増税であろうがなんであろうが、思うのまま、好きなようにできる」。
 
◆◆◆◆◆◆◆◆
 菅直人がやっていることはこれだね。
 身を売った相手、アメリカの災害資本主義亡者どもからの示唆が、というよりも指示があったのだろう。その走狗としての新自由主義(neoliberalism)カルト国内財界陣、読売/朝日/NHKを筆頭とする「クズ六」メディア陣らへの根回し、共謀を経てのことだ。竹中/小泉あたりにも相談したか。

 災害避難者たちは、寒さで震えながら夜を過ごしている。
 政府は、救援物資を与えない。情報を与えない。
 わざとそうしているのだ。民衆を恐怖に陥れるために、心を萎えさせるために。
 
 災害資本主義(Disaster Capitalism)が牙をむき始めた。ショック療法(Shock Treatment)、ショック・ドクトリン(Shock Doctrine)が蠢(うごめき)きはじめた。

災害資本主義(Disaster Capitalism)
  カナダの女流ジャーナリスト、作家、映画製作者、社会活動家、ナオミ・クライン(Naomi Klein)が名づけた用語である。
************************
 ――災害復旧処置(治療)のことをわくわくする市場チャンスとみなす思想の下に、大災害のような破滅的な事件が起きた際に、それを奇貨として(そのことに乗じて)、公共領域に対して(民営化をむさぼり食うために)、まるでオーケストラ指揮下の狼のように統一的に襲いかかっていくやり方のことを、筆者は災害資本主義(Disaster Capitalism)と名付けている。
  ナオミ・クライン(Naomi Klein)著、「ザ・ショック・ドクトリン」(The Shock Doctrine)、ペンギン・ブックス、2008年、6ページ (「注」―この書物の題名は、副題をつけて、「ザ・ショック・ドクトリン―災害資本主義の台頭」(The Shock Doctrine:The Rise of Disaster Capitalism)とされることもある)。

I call these orchestrated raids on the public sphere in the wake of catastrophic events, combined with the treatment of disasters as exciting market opportunities, "disaster capitalism."
*************************

ショック・ドクトリン(Shock Doctrine、ショック理論)
 上記「災害資本主義」の説明で述べている手法を講じる場合、次のように、一気呵成に攻めることが肝要だとされる。
 ――大きな危機が起きるのを待ち受け、いったんそれが起きると、民衆がまだショックでよろめいている状態であるにもかかわらず、国家や州の構成物の一部を民間業者に売り払ってしまい、その「リフォーム」を永久的なものにしてしまう。
 フリードマンとその信奉者たちは30年以上にわたって、好んでこの戦略をとってきた。
(上掲書、6ぺージ)
 そして、狼たちは、機会が到来するのを、雌伏してじっと待っているのである。陰湿に、陰険に。
 そのことを、著者(クライン)は次のように述べている。

  フリードマンは、社会に強い影響を与えた自著エッセイのひとつにおいて、現代資本主義の中核となる戦術的秘薬のことをはっきりと主張している。それは、私(
クライン)がショック・ドクトリン(ショック理論)として理解するに至ったものである。フリードマンは次のように説いている。

 ――危機だけが、それは現実に起きているものでも知覚されるものでもよいのだが、危機だけが本当の変化を起こすことができる。その危機が起きた際にどのような行動をとるべきかということは、その脇に支度されている考え方によって決まる。この点に我々の出番があるのである。基本的に次のように機能する。
 すなわち、現在敷かれている既存政策について、その代替策を開発しておき、それを、政治的に不可能なことが政治的に不可避となる時が到来するまで、生きた政策として維持し続け、実施可能な状態に維持し続けるのである。私はそう考えている」。
 (同、6ページ)
"only a crisis -- actual or perceived-- produces real change. When that crisis occurs, the actions that are taken depend on the ideas that are lying around. That, I believe, is our basic function: to develop alternatives to existing policies, to keep them alive and available until the politically impossible becomes politically inevitable."12
 
12.Friedman, Capitalism and Freedom, ix

 どういうことか。クラインの説明を聞こう。 
 ――ある人は、大災害に備えて缶詰食料や飲料水を貯蔵しておく。これに対して、フリードマン一派は、自由市場という考え方を貯蔵しておくのである。そこで、さて危機が起きると、迅速に動くことが肝要であるとする。すなわち、.危機の苦痛にうめいている社会が正気に戻って「原状の暴虐政治(*)」に滑り戻ってしまう前に、つまり、その隙を与えずに、急激な、撤回不可能な変化を課すことが肝要である。こうすべきだと説くのである――(同、6ページ)
..... And once a crisis has struck, the University of Chicago professor was convinced that it was crucial to act swiftly, to impose rapid and irreversible change before the crisis-racked society slipped back into the "tyranny of the status quo."

(*)当ブログ主「注」
 「原状の暴虐政治」(原文は"tyranny of the status quo")
  危機(自然災害など)に見舞われる前の元の状態(政治的状況)のことを、制約のない完全自由市場主義政策との対比で「暴虐政治」と揶揄して表現しているのである。"status quo"(ステイタス・クオ)とは、原状ないし現状、事物がかつてあった状態、という意味のラテン語である。


◆◆◆◆◆◆◆◆
 「災害資本主義」や「ショック・ドクトリン」という思想は、下に掲げる思想に根ざすものである。

ショックと畏怖(Shock and Awe) ―アメリカ国防省が援用する軍事教義
 "Shock and Awe(「ショックと畏怖」) は、技術的面から、"Rapid Dominance"(「速攻支配」、ラピッド・ドミナンス)として知られているものである。
 その内容は、圧倒的な力、戦場に関する支配的な知覚、支配的な軍事展開を駆使するとともに、こちらの軍事力を壮大に見せつけることによって、戦場についての敵軍の知覚を麻痺させ、かつ、戦う意志を破壊するというものである。
 要するに、圧倒的な軍事力を誇示することによって敵の抵抗芯を萎えさせるものである。広島と長崎の原爆は、Shock and Aweの例である。イラク戦争でも、この教義が援用された。

速攻支配(Rapid Dominance)の教義―「ショックと畏怖」理論の中核をなす要素というか、その目的とするところというか、要は表裏一体の概念。
 ――ショックと畏怖」体制(政権、政治制度、型、状況)を課すことによって敵軍の意志、知覚、理解を損なわせ、以って、当方の戦略的な政策目的にフィットまたは対応させるように試みること。
  「速攻支配」は、この圧倒的な水準の「ショックと畏怖」を、直ちにまたは充分に時宜を得た(タイムリーな)態様で敵軍に課し、以って、敵軍の遂行意志を麻痺させ、環境の制御権を握り、戦術的および戦略的レベルにおいて抵抗不可能に陥るまで、物事についての敵軍の知覚と理解を麻痺させるかまたは同程度まで負荷をかける。
 Shock and Awe理論は、Harlan K. UllmanとJames P. Wadeの共同執筆による論文で提唱され、National Defense University(アメリカ合衆国国防大学)1996年出版物として刊行された。

 電気ショック療法 ― 人間の記憶を消し去って心を再生させる人体実験
 1950年代にCIA(Central Inteligence Agency、 アメリカ合衆国中央情報局)が、カナダ、モントリオールの医師Ewen Cameronに人体実験をさせた。人間の記憶を消し去って心を再生させるという実験であり、CIAが行う諜報活動業務に、すなわち、スパイその他の尋問やマインドコントロールに実験の成果を利用しようとしたのである。CIAが資金を提供し、実験は主として、McGill UniversityのAllan Memorial Instituteで行われた。カナダ政府も、実験を了承していたとされる。
 うつ病などの精神障害のある患者に強い電気ショックを与えて全身を痙攣させる(電気痙攣療法、ECT: Electro Convulsive Therapy)ようなことをやったのである。LSD( リゼルグ酸ジエチルアミド)の服用その他、さまざまな処置が併用された。
 
 
――続く――

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2011年3月14日 (月)

福島第一原発2号機原子炉、海水ポンプが作動しないので燃料棒が露出してしまい、危険な状態になったというのだが、タラタラ、ダラダラと構造説明、原因分析みたいなことをいつまでも繰り返す。だから、どうしたというんだ、危険とはどういうことか、それを早く言え。だが、肝心なことは一切言わず、イライラが募る。NHK武田アナと、東大の先生とかいう人物だ。

2011.3.15
一、福島第一原発2号機原子炉、公共供給電力も自家発電電力も機能せず、格納容器を海水浸しにできないという。冷却できないと、発熱で容器内部の水蒸気圧力が上がる。放置すると、容器が爆発する。そこで、ガス抜きをする。放射能が漏れる。
 こういうことらしい。

 こういう構造で、ここがこうなって、あそこをああしたから、こうなった、対策としてこうすることになると、アリガタク説明してくれる。
 説明はいいんだが、タラタラ、ダラダラ、いつまでも、同じことの繰り返し。具体的に、どういうことが予想されるのか。放射能漏れがどうなるのか、早く、それをいってくれ。今日、19:00NHKニュースでのことだ。

[東大先生]
  その結果・・・・・・。
[こちら]
 うん?、ウン、どうなるんだ、その結果・・・・・・放射能が漏れるのか・・・・・・。
[東大先生]
  危険な状態になります。それを避けるには・・・・・・。
[こちら]
 危険たあ、どういうことだ、それをいわんかい。

 最後までこれの繰り返しだったね。
 キンタマを握れ、キンタマを。
  もう、イライラが募って募って、最後には腹が立ったぜ。

二、可能性として、こういうことを予想しうる、こういう事態が起こりうる。
 どういう事態が想定されうるのか、最悪の場合どうなるのか、国民に知らせねばならぬ(*1)。危険の内容を、可能性として述べたからって、あんたらに責任をとってくれとは誰もいわない。あるいは、「いたずらに国民の恐怖感を煽るのはよくないから具体的なことは述べぬ」と言い訳するのかもしれないが、その論はここでは通用しない。現実に、何百人という人が被爆しているのだ。身近な現実の危険が差し迫っている状況での議論なのである。「恐怖感を煽るのは云々」なんて状況では、もはやない。とっくに超えている。

*1.第一義的には事の報道は政府の管掌事項であり、政府が報道責任を負うが、NHKとしても、専門家を呼んで解説するという運びにする以上は、きちんと説明する義務を負う。

◆◆◆◆◆◆◆◆
■枝野官房長官の愚鈍ぶり
       ――何々についてご説明申しあげます――
 ――どうたら、こうたら、馬鹿丁寧、それを通り越して、醜い、醜悪な語り口――
  なんてこった、政府報道官の説明になっていない。

       ――何々について、説明します――
 これでなきゃいけない。
     ――第3号原子炉の状況について、説明します――
 こうだ。それでこそ、キリリと締まるのだ。

 とにかく、この人物の政府報道、タラタラ、ダラダラ、チンタラ、グズグズ、グデグデと、長たらしいだけで内容の薄い、あるいは、実質的な内容のまったくないことしか言わない。抽象的な言い回しで、非本質的なことしか述べない。ぎゅっと事の本質を掴んだ、そこに踏み込んだ、核心を突いた論を述べない。
 やらない方がいいね。官房長官会見なんて。若手報道官に、きびきびと、データを、余計な修飾語、言い訳みたいな修飾を削ぎ取った裸データを発表させるだけで充分。

 偏(ひとえ)に、「責任逃れ第一」体質からくる。
 「何か言わなきゃいけないのだが、政府の責任を追及されないようにするために、どう言い訳して、どう逃げるか」、「国民からの東電への責任追求をそらすために、どう言い訳してどう逃げるか」。
 常にこれが先に立つから、常に、ああいう会見になる。肝心なことを述べぬ、伏せる、隠す、ごまかす、欺く、騙す。菅/江田タンデム政権が戦略信条としている政治体質だ。
 東電を庇う理由は、いわずと知れた菅直人政権の財界癒着構造からくる。東電は、「これぞ財界」みたいな存在だろう。

 どうだね、東電がやらかしたあの「問答無用」凌辱停電。その傲慢不遜を黙認しているというか、容認したというか、歓迎しているというか、菅直人さんは「苦渋の選択」だなんて、例によって陳腐な形容詞句/副詞句修飾みたいな言い訳をしているようだが、悪質だね。

 事のついでにいうと、マグニチュードを「8.8」から「9.0」に変更したのも、ごまかしっぽいことが絡んでいるのではないかと、つまり、政府筋からの圧力がかかったのではないかと、当ブログ主は、強く疑っている。「データを『精査した』結果」なんていっているが、その表現が、そのことを物語っている。
 未曾有の天災(ミゾユウと読んだ元首相がいたが)、「天変地異」、「不可抗力」、"Act of God"という免責符をいっそうもらいやすくするための画策だ。鳩山引継組閣以来、驚くべき変節により、ごまかし一色できている江田五月/菅直人タンデム政権だ、とにかく、陰険、陰湿、狡猾、邪悪なのだ、地位にしがみつくために、血なまぐさいことでも平気でやる。いずれ、歴史が明らかにしてくれよう。歴史に裁かれよう。

 不幸が起きているが、悪質/愚鈍政府による「二次災害」が、輪をかけて、人々に不幸をもたらしている。
 


 
 
 

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2011年3月10日 (木)

「まずい、日本が怒りで爆発する!!!」。アメリカが、躍起になって火消しにかかった。「ケビン・メア(Kevin Maher)の発言は、国務省の公式見解ではない。アメリカは沖縄県民を尊敬している, etc, etc.」――これを見て、日本のバカは、菅直人以下、自民、公明なども含めた愚鈍政治家、愚鈍マスコミらは――ぼんやり過ごしていたのだが――「ウン?」、「あれ?」、「あれっ、これってそんなに重要なことなの?」、「怒るべきことなの?」.。「やばい、じゃあ、怒らなきゃ、怒らなきゃ・・・・・・」。

2011.3.10
 「あれっ、これってそんなに重要なことなの?」、「怒るべきことなの?」.。「やばい、じゃあ、怒らなきゃ、怒らなきゃ」、「怒らなきゃ、アメリカに怒られる、やばい・・・・・・」
 「それっ、せーの」、「アメリカ許せぬ、差別発言、許せぬ、許せぬ・・・・・・・」。蛙の合唱だ。

 もう、バカバカしくて、情けなくて、見てられないやね、狂言にもなりゃしない。

 怒り行動さえ自主的/主体的に決められない。
 怒り感情が生じるのか生じないのか、生じているのに相手に遠慮してその表明を抑えているのか、生じてもいないのに、「怒っているだろう」と相手が推測している気持を、これまた忖度(そんたく)して怒ってみせるのか――怒ることさえ、怒らないことさえ、アメリカさまさまの顔色を窺ってからでなければ決められない。
 これほどの愚鈍の民、世界広しといえども、どこにもいやしない。

◆◆◆◆◆◆◆◆
一、菅直人の愚鈍
― 愚鈍の最たるもの
 愚鈍政治/政治家代表の菅直人は、間の抜けた、ビールの泡が消えた時期になってから、「そういう発言があったとすれば遺憾なことだ」と、しかも、その時期に及んでさえも、まだ、間抜けな、ピントのずれた内容の発言をしていた。人ごとみたいに。

 言うべきはこうだ。

――<<<真偽を確かめることが先決だが、日米安保、沖縄基地問題の中核にいる人物、重大な事件だ。可能な限り素早く報告をするように指示して、調査させているところである。結果が分かり次第、対応策などについて、即刻国民に知らせる>>>――

 10月7日早朝にも、こういう声明を、記者会見を開いて、公にすべきだった。

****メア発言ニュースが国際的に流れたのは、琉球新報などで、「6日までに分かった」と表わされている時期である。同紙は、 10月6日記事を出している(時刻は不明)。毎日新聞は、10月7日の午前2時にネット記事を出している。ここの画像参照。当ブログは7日の夜に関連記事を載せたが、20:00時の時点では、読売、朝日、産経、日経新聞ともオンライン記事はなかった。NHK19:00ニュースにも、言及はなかった。そのことは7日記事で触れている。
 政府の行動も、詳しく調査したわけではないが――なにやら、アメリカ大使館を通じて事務レベルで問い合わせ云々みたいなネット記事があったようだが、面倒なので再度探して内容を確認することはしないが、とにかく――おざなりのものだった。
 つまり、その時点では、沖縄の一部の人々以外の日本は、政府も、新聞も、テレビも、ちーとも怒っていなかったのである。怒っていないどころか、その発言が重要なものであるとさえ認識していなかった。

 菅直人は、沖縄が騒ぐのを待ってからではなく、「事の重大さに薄々気付いて、『やばい』と感じ始めたマスゴミが、あるいは、これは芸能ネタになると感じはじめたマスゴミが、騒ぎはじめたので慌てて」、ということではなく。主体的に、事件発生後、間髪をいれず、そうすべきだった。
 なぜかって、当然だろうが。一国を預かる宰相だ。それが仕事だ。
 「前原大臣はいい仕事をしてくれた」なんてウスラアホをこいている場合じゃないぜ。

Photo_2
二、枝野幸男の愚鈍

 今日(2011.3.10)のNHK正午ニュースを見ていたら、枝野官房長官が次のように発言していた。
 ケビン・メア(Kevin Maher)米国務省日本部長の(事実上更迭された」と報じられているのだが、その更迭前の肩書き)沖縄県民蔑視発言に関する記者会見でのことだ(メア発言は、10月7日記事で述べているように、日本嘲笑発言と考えるべきものである)。

[記者]
 事実関係をアメリカ側に確かめるのか(趣旨)。
[枝野]
 第一次的には、アメリカ側が云々。そう考えております。

 バカだね、頭悪いね、この枝野って人物、弁護士だっていうのだが。質問の意味が的確に理解できていないのだろう。

 報道されている内容の発言をケビン・メア国務省日本部長が実際にしたのなら、日本にとって由々しき問題である――アメリカ国務省が従来から一貫してそういう意識でいるということを日本国政府が熟知している、というよりも、熟知どころか、それでよしと公に容認しているという事実があるにしても、一応は、由々しき問題である。
(アメリカにとっても、重大問題である。日本側との連携で「一応」隠してきている本音を、むやみに曝してはいけない)。

 だから、日本が、独立国としての日本が、主体的に働きかけるべき問題なのである。
 ――<<<「コウコウ、こういう発言をしたと報じられているが、事実なのか。まだ掴めていないのなら、すぐに調査していただきたい>>>――
 (「......即刻調査していただくよう、ここに、公に要求する」ぐらいの表現をしたいところだが、まあ、それはそれとして)
 質問した記者は、菅政府がこれをやるのかと訊いているのである。

 それをだ、「第一次的には、アメリカが」ってなんだ。
 「一次的」もくそもないんだよ、ことばは悪いが。
 「日本がやるのかどうか」、「政府がやるのか」、つまり、「あんたがやるのかどうか」と問うているのだ。アメリカが何をやるかなんて、ここでは訊いていないんだよ。

 まあ、頭の悪さも問題だが、外交とか、国際関係における身の処し方とか、国家間交渉とか、まあ、それが偏に「外交」ということなのだが、そういう脈絡との関係で透視してみると、人間としての幅の狭さ、人生万端、諸々の社会現象に対する対処能力の貧弱さ、造詣のなさ、ゆとりのなさ、哲学的「遊び」(アローワンス)の少なさ、視野狭窄的思考の疑いみたいな懸念というか疑念というか、それが感じられる。要するに外交問題は、荷が勝ちすぎるんだ。
 官房長官だから、発言を控えろというわけにはいかないんだが、国益を損ねちゃいかん。だから、ここは、「超法規的観点からの措置」、「緊急避難的対処」ということにしようじゃないか。
 「役者」じゃないから、外交問題には発言を控える。
 こういうことだ。持てる資質、能力を超えていると釈明すればいい。
 官房長官の発言は、概ね、内閣で決定したことを報じるだけ、だとしてもだ。
 それがいやなら、菅直人が、それはダメだというのなら、即刻辞めることだ。でなければ、何度もいうが、国益を損ねる。

 ところで、枝野さん、あんた「国益が」、「国益が」って、けっこう頻繁に言うよな。

三、高村元外務大臣の愚鈍 ―― 旧自公政権構成員を代表しての
 i①アメリカに対して、厳重に抗議すべきだ。そのうえで、未来の日米関係を築いていくべきだ。
 ②民主党では、良好な日米関係を持続できない。
 こういう意味合いのことをいっていた。同じく正午のニュースでのことだ。

 まず、①の点だが、旧来の自公政権議員には発言権はないぜ。というか、発言したら笑われるだろう。自分たちが容認してきたこと、50年やってきたことに対して「厳重に抗議する」って、とんかちで自分の頭を喰らわせるようなもんだ。
 しかもだ、これ、外務大臣だった人物だ。自分が大臣としてやったことに「厳重に抗議する」ってんだから、「喰らわせようも」強烈だろう。
 大怪我しなきゃよいが。
 平気でこういう矛盾を述べる。「愚鈍」とは、それを指している。
 まあ、文化大革命時に流行った「自己批判」ではないが、自ら反省するってこともあるから、厳密にいえば、矛盾だときめつけるわけにはいかないが、言い換えれば愚鈍ときめつけるわけにはいかないが、諸々の事情に照らすと、反省しているようにはみえない。

 ②の点だが、あんたらのいう「良好な関係」とは、「隷属/従属」だろう。あれこれと能書きを垂れて、言い訳をして、「いや違う」というのだろうが、違やしないのだよ。長くなるので端折るが、違やしない。いわゆる「密約問題」などにおいて、そのことが次々と明らかにされてきているではないか。

四、マスゴミの愚鈍
 二日も三日も経ってからピーチクパーチク、芸能談義をやる。
 「クズ五」メディアの愚鈍ぶりについては、これ以上いう必要はあるまい。
 
 ただ、ちょっと、「クズ五」について説明しておこうか。
 いつもは、「クズ六」メディアといっているのだが、ここでは、一応、毎日新聞を抜いたわけだ。「クズ六」とは当ブログの定義用語で、「読売、朝日、毎日、産経、日経とその傘下ないし系列放送局 + NHK」のことを指す。


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2011年3月 9日 (水)

Kevin Maher(ケビン・メア)日本嘲笑発言、米国務省沖縄/日本観の、正(まさ)に代表見解表明みたいな発言に関連してだが、朝日新聞社説が、自社の、ろくに取材もできない貧相能力ぶりを棚上げして、「それにしても」、「日本政府の担当者に」、「氏の認識をただす機会はなかったのだろうか」、なんていっているぜ。お笑いだね。

2011.3.9
 まあ、下司(げす)朝日のことは、いまさら言及してもはじまらないのだが、ろくな記者しかいない取材力貧困、調査/捜査報道能力ゼロのことをすっかり忘れてしまっている発言が、能天気ぶりがおかしかったので、記事に取り上げてみた。
 今日(2011.3.9)の社説だ。

◆◆◆◆◆◆◆◆
 「なんで今までこの男(Kevin Maher)の認識をただす(糺す、正す)ことをしなかったのか」と日本政府に噛みついているんだが、よくいうよな。
 おっさん、それをいうなら、こうだ

 <<なんで今まで、「取材」というものによって、この男の「思想」を、真の姿を国民の目に曝し、――アメリカの狗一派が、すなわち、政府/官界/学会/産業界/報道界の米走狗連合体が施している隠しベールを引き剥がして、国民の目に曝し――、その是非を世に問うことをしなかったのか。
 つまり、アメリカ国務省の姿勢を、アメリカ合衆国の対日政策を、ひいては、アメリカが「右向いてワン」といや右を向く日本国政府の姿勢を日本国民の目にさらし――真相究明報道という優れた機能によって国民の前に明らかにし、国民が、自国の将来を考えるうえでの材料に供しなかったのか。
 調査/捜査報道をやらなかったのか、全国紙としての職責を、ジャーナリズムの使命を果たさなかったのか。>>
 いうなら、こうだろう。
 早い話が、なんで、40年前に毎日新聞西山大吉記者がみせた意気地にさえ追いつかない劣りレベルで、のったりのったり生きているんだということだ。

 Kevin Maher(ケビン・メア)の認識を、日本政府担当者が「ただす」なんてことがあるわけないだろ。この男と、この男を窓口とする米国務省と、仲良く「お手手つないで」でやってきているんだから。言い換えれば、発言内容は、正に日本政府の――従来の自公政権と菅直人変節政権の――沖縄観、沖縄県民観そのものなんだから。
 アサヒはそんなこた、百も承知しているはずだ。
 ところで、「糺す」かい「正す」かい、「陰に隠れてニヤニヤ笑い」みたいな、ウジウジ性根、ウジ虫根性丸出しみたいなことをせずに、はっきりしろい、誰が書いたかしらんが、社説の書き主! 漢字で、意味を明確にしろ。そうしなきゃ、「主張」にならないじゃないか。「社説」だろ、主張だろ、アホが。読者が読めないかもしれないというのなら、ふり仮名を振ればすむことだ。

 アメリカが何を考え、何をもくろみ、どう画策し、どう動き、日本政府がそれに対してどう迎合し、一部にみられる反対運動、対米従属/隷属是正の潮流、うねりをどう押さえつけ、どう鳩山政権を潰し、国民をどう騙し、といった一連の動きを、朝日は熟知しているはずだ。
 アメリカの陰謀に加担してきた張本人なのだから。
 自らアメリカ走狗となって動き、菅直人米国狗(いぬ)政権援護射撃を撃ちまくり、それを擁護し、あるいは木偶のようにそれを操ってきているのだから。

 下司朝日めが! 

 植民地人民蹂躙みたいなことに、有力全国紙という圧倒的な力で加担しておいて、――「アメリカとの仲がズタズタ」になる、「日米関係が崩壊する」、「鳩山が壊し、前原が立派に修復している」などと煽って、国民を騙しておきながら――、くるっと振り返って良心面してみせる。

 「沖縄への許しがたい偏見」だと。― そりゃオメーのことだろ。
 下司も下司、げすの極致、げす極まれりだ!

◆◆◆◆◆◆◆◆
 社説の文章を正確に転記しておく(末尾5行)

――<<それにしてもこれまでメア氏と接触してきた日本政府の担当者に、氏の認識をただす機会はなかったのだろうか。沖縄や日本への的確な理解を米国側に促すのは、政府の責任でもある>>――

Photo
[更新] 2011.3.10、9:00 ― 社説画像を貼ったほか、少し加筆した。
    同、17:15―見出しで、「米国務省見解の」としていたのを、「米国務省沖縄/日本観の」に直したほか、本文で、さらに加筆した。

 

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2011年3月 7日 (月)

Kevin Maher(ケビン・メア)米国務省日本部長なる人物が沖縄県民に対して、蔑視/人種差別/植民地支配的発言をしたとかで、沖縄が騒いでいるというのだが。怒りは、――ホントニ怒るのなら――怒りの効き目をホントニ期待してのことなら――、あの菅直人にぶつけるべきだと思うがな。

2011.3.7
 政治問題は書かないことにしているのだが、「前原がトン死、外務大臣パア、ああうれしいな」事件があったから、例外的にちょっと顔を突っ込もう。日本アホ政治に。
 この先まだ50年経たなきゃ目覚めが来ない愚鈍国民政治なのだが、一人でそう嘆いて、諦念して、口を閉ざしているだけでは、――まあ、それでもいいんだけど――、精神衛生に悪いということもある。春が来るし、頭のケアには注意が必要だから(「春が」云々は、精神疾患における「木の芽どき」論との関係で、不適切表現に該当するんだったか、その場合には陳謝)。

◆◆◆◆◆◆◆◆
 さて、そういうことなんだが、前原辞任劇そのものについては立ち入らない。
 書こうとしているのは、ケビン・メア(Kevin Maher)アメリカ合衆国国務省日本部長なる人物が沖縄県民に対して不埒なことを言ったとして沖縄県民が騒いでいるというニュースについてである。前原関連記事をネット上で追っていて出会った。


2 Photo_2 ***************************************
 次のように述べたとされる。
社会的な和を保っていくという日本文化の基本的姿勢を、「ゆすり」に例えた。
沖縄の人々(沖縄人)を「怠惰」だと描写した。
.....to have likened the Japanese cultural principle of maintaining social harmony to "extortion" and described Okinawans as "lazy"......

沖縄の人々(沖縄人)を、「中央政府との折衝の際の『ごまかしとゆすりの名人』だ」と評した。
..... described Okinawan people as "masters of manipulation and extortion" when dealing with the central government.

日本の文化では「コンセンサス」(合意、意見の一致、調和)を取り付けつことが重要である。しかし、**日本人はそのことを「コンセンサス」と呼ぶかもしれないが、実際に彼らが意味しているのは「ゆすり」のことであり**、このコンセンサス文化をゆすりの手段として使用するのである。
     **で挟んだ部分は、あるいは、次のような意味か。
  (日本人がこの「コンセンサス」をとりつけようとするとき、それは「ゆすろう」としているということであり、この......)
"Consensus building is important in Japanese culture. While the Japanese would call this 'consensus,' they mean 'extortion' and use this culture of consensus as a means of extortion."

人々は、コンセンサスを得ようとしているようにみせかけて、できるだけ多くの金を得ようとする。
.... "By pretending to seek consensus, people try to get as much money as possible"....
 
沖縄の人々は「怠け者なので、ゴーヤ(にが瓜)もろくに栽培できない」とけなした。  
......... criticized the people of Okinawa as "too lazy to grow 'goya' (bitter gourd),".........     
   
 この米国務省日本部長は、昨年12月3日に、American University(画像)の求めに応じて、そこの学生14人に対して講話を与えた。学生たちは、東京と沖縄に約2週間の研修旅行に発つ予定の者であり、出発の直前のことだった。こう報じられている。
  (以上、2011.3.7のThe Japan Times/ONLINE記事から引用。下の画像がその記事)

2

◆◆◆◆◆◆◆◆
一、さて、そこで、このケビン・メアが吐いたとされることば、文言、見解、思想は(ここでは、一応、「怠け者云々」の点は度外視しておこう)、菅直人の、菅政府一派の対沖縄観、沖縄県民観を逆方向から述べただけのことだ。
 もう一度言う。菅直人らがそう考えている内容、少なくとも、過去は知らぬが、現在、政権にしがみつくために援用している思想として、沖縄県民、ひいては「沖縄人」という存在に対して菅直人騙し政権一派が抱いている見解を、アメリカ側から述べただけのことだ。

 それに、もうひとつ指摘しておかなければならないことがあるが、Maher(メア)は、「沖縄県民を」ではなく、「日本国民」、「日本国というもの」を蔑視していると読むべきなのだ。

二、沖縄知事選挙で仲井間が再選(二選)されたが、その前後に菅/仙石/岡田/前原らが仲井間知事に仕掛けたことは、――ああ、述べていることは普天間米軍基地移設問題だが――、「金で顔を張る」、「金で釣る」、「金を餌に談合する」、これだった。産業育成資金、産業振興支援資金、県民の基地負担心労軽減のための資金供給、いろいろいうが、要するに、なんであれ、とにかく、「金を出すからいうことをきけ、きいてくれ」、これだった。
 逆方向からいうなら、県民からすれば、「いろいろゴネて、できるだけ多くの金を引き出す」、これだ。
 アメリカ国務省日本部長は、このことを述べたにすぎない。驚くにはあたらない。

 こう述べると、沖縄の人々は怒るかもしれない。
 しかし、知事選投票率の低さと、普天間基地移設問題を先鋭的に論じる元宜野湾市長を落として現実路線派仲井間氏を再選したという事実からして、「沖縄県民は金で身は売らない」(新聞記事に出ていた沖縄県民のことば)と、「心の底から」、胸に手を当てて、「心の底から叫ぶといえる」人の割合が、そう多いとは、当ブログ主は思わない。
 全国的規模の反響が薄いのは、支持のうねりが起きないのは、そのせいではないか。
 「沖縄の人たちは、一見怒っているようにみえるけど、そのように報道されているけど、ほんとは、一部の人だけなのよね」。
 全国的にはこう感じているのではないか。

 沖縄県民でも、かなりの部分は、そして、その他の国民の80%は、大量の米軍駐屯、基地提供という現実は異常だということを、自主外交、対米対等外交の欠如を、米国従属/隷属という現実を、「あるべき姿は、あくまでも、自主対等外交下における日米安全保障体制でなければならない」という意識を、独立国家としての矜持を、直視しない、凝視しない、意識しない、認識しない。少なくとも、「金では身を売らない」とするほどの峻烈さをもってするまでは、そうしない。
 いまだに、40年前の西山事件当時の自主外交意識、対米安保外交認識しかない。
 だから、全国的な怒りの渦が沸き起こるなんてことはない。

 一般国民にそういう意識が芽生えるには、まだ、50年かかるのではないか。しかも、自立的には目覚めず、軍事/経済/政治/外交世界情勢の大変化という外在的要因に押されて、やっとこさ芽生えるというところではないか。
 すなわち、国際政治におけるアメリカ合衆国というものの地位が大きく沈下、衰退するという現象を迎えてはじめて、やっと米国従属/隷属の虚しさ、無意味さに気付くという構図だ。

 中国がおり、インドがおり、ロシアがおり、中東/イスラム問題があり、アフリカが、南米が存在し、南極の氷、氷河が溶け、オゾン層が破壊され、その他いろいろあるので、世界がどのようになるのか見当もつかぬが、とにかく世界情勢が大きく変化することによってしか、日本愚民は目覚めない。

 ケビン・メアの発言は、こういう日本認識、嘲笑に立ってのことなのである。この認識イコール米政府の認識とみてよい。
 嘲笑されているのだよ。菅直人も、前原も、日本国民も。

 50年ぶりに政権交代を果たした鳩山内閣が対米対等外交を大きく打ちだしたとき、アメリカ側では、「それは困る」と感じる半面で、いわば政治愚鈍民の成長を祝う気持ちも半ばした。「よし、対等な立場でやろうじゃないか」、「ござんなれ、ひねり倒してくれる」、と腕をさすっていたのである。
 それがどうだ、愚鈍の民は、「成長」どころか、鳩山を潰してしまった。無能鳩山は、いいところなしで、ぶざまに潰れてしまった。
 あきれたね、アメリカは。あきれて、嘲笑した。

三、米外務省高官のこういう発言に接してみると、小沢一郎、鳩山由紀夫らが主張してきた「対等な日米外交」ということの重要さがよくわかる。
 ついでに記しておくと、読売、朝日、産経、日経新聞には、この件を報じる記事は出ていない(2011.3.7,20:00時点で探した範囲では)。アメリカ走狗新聞、反対方向から読めば"kuso"新聞だから。

[更新] 2011.3.8、21:30 ― Kevin Maher発言内容の概略を載せ、末尾「一、二、三」の「二」の部分を加筆した。
     2011.3.10、9:45 ―The Japan Times記事の画像を貼った。
末尾「一、二、三」の「二」の部分に一行追加した。

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2011年3月 3日 (木)

My Funny Valentine (マイ・ファニー・バレンタイン)論、その6 ― 総括編

2011.3.3
 ひな祭りの日にMy Funny Valentine(マイ・ファニィ・バレンタイン)論の総括だ。
 ――ちょっとしたおひな様を飾って、脇には一月前に貰ったバレンタインズデイ・カードを立てかけて、ゆったりと、それを眺めながら座って、おいしい冷酒(れいしゅ)。
 もちろん、音楽が流れている。あの曲が、唄が――

 こういうことをイメージしながら書こう。
 雛を飾るこの主人公は、言わずもがな、しっとり派の麗人であり、カードの送り主は、いわずと知れた、当ブログ主だ。ハハ。 
                                                                      ♪参考資料[歌詞翻訳曲目一覧/ページ相互リンク]
  

◆◆◆◆◆◆◆◆
一、母体としての1937年ブロードウェイ劇と元来の曲想
1.原公演の内容
 1937年原公演の登場人物、粗筋、歌(誰が、どういう場面でどういう歌を唄うか)といったことについては、2011.2.27記事を参照されたい。原公演内容の劇が長らく仮死状態になっていたこと、そのシナリオが復旧されたいきさつなどについては、2011.2.26記事を参照されたい。

2.元来は
、次のような状況を表現する歌であった。
 強制労働農場への徴用を免れるために独自の「家畜小屋劇」を興行して金を稼ごうと、同じような境遇の仲間を統率して奮闘している若者(そのファーストネームが、たまたま「バレンタイン、(短縮して「バル」)に対して、流れ者の渡り芸人としてやってきたボヘミアン的自由奔放人生志向のビリー・スミスという名の「尻軽」娘が、相手の容姿を題材にして、からかい気味に、恋心を告白するというか、落胆/立腹している相手を慰める気持ちが半ばというか、そういう雰囲気で唄う歌である。
 バルが落胆/立腹しているのは、興行を進めるためには黒人兄弟出演排除要求を呑むしかないという状況に追い込まれているからである。

3.そのことから、定説は、My Funny Valentine(マイ・ファニィ・バレンタイン)という曲/歌は、「バレンタインズデイ」とは無関係だと説く。少なくとも、「本来的には無関係だ」と説く。すなわち、「バレンタイン(Valentine LaMar)という名の若者に対して唄う歌であったというだけのこと」、「たまたま、名前がバレンタインであっただけ」と述べるのである。
 したがって、詩の最後の"each day is Valentine's Day."でいう"Valentine's Day"とは、"Saint Valentine's Day"のことではなく、「バレンタインという名の若者の日」のことであると、こういう。ただし、「"Saint Valentine's Day"と語呂合わせをしている意味もある」と述べる者も皆無ではないようだ。

4.この定説に対して、当ブログ主は異を唱えている。
 いや、違う、大いに関係がある。それは、配役を、聖バレンタインのイメージに合った容貌の役者にすることを暗に強いているほどのものである。
こう異説を唱えている(2011.2.18記事参照)。
Photo 5.進化論からして、大いに関係のある曲とみてよいと説く主張
 元々、セント・バレンタインズデイに関係がある曲であると説くうえに、当ブログ主は、次節にみるように、進化論からする「セント・バレンタンズデイ大いに関係あり」説を説いている。

二、進化論
1. 原種、亜種
 "My Funny Valentine"という歌。当初の種(原種)は一時、絶滅したかにみえた。しかし、1959年以降、亜種が復活した。さらに、1998年に、原種が復活した。すなわち、こうだ。
 a.原種は、世に現れて1年で、仮死状態に陥り、眠り続けた。
 b.1959年に、母体劇のオッペンハイマー版が現れ、亜種が復活した。
  c.1989年、母体劇のジョン・グワー版(原種)が復活したことを受けて、原種が復活した。

2.新種
 1950年代初頭に突然変異による新種が現れ、その後圧倒的な勢力を以って生き続けている.

三、Babes in Armsについて

――仕掛り、未完――
 今日のところは、骨組み構想だけ掲げて終わる。こちらも冷酒が飲みたくなった。明日以降、機会を見て少しずつ補充して、完成させていく。
 ただし、まあ、訳詞問題については、述べたいことは上述の内容でほぼ尽きている。


[2013.2.13追記]
My Funny Valentine過去記事一覧
 1.My Funny Valentine論、その1-訳詞 (2011.2.13)
 2..My Funny Valentine論、その2-訳詞(2011.2.18)
 3..My Funny Valentine論、その3-劇、Babes in Arms(2011.2.23)
 4..My Funny Valentine論、その4-劇、Babes in Arms(2011.2.26)
 5..My Funny Valentine論、その5-劇、Babes in Arms(2011.2.27)
 6.My Funny Valentine論、その6-総括編(2011.3.3)

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