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2011年5月 3日 (火)

Yesterdays(イエスタデイズ)の歌詞/日本語訳 ― おとといの記事の補足として歌詞を掲げておく。

2011.5.3
                                                                                                         ♪参考資料[歌詞翻訳曲目一覧/ページ相互リンク]
 一昨日の記事の補足として、Yesterdays(イエスタデイズ)の歌詞 と日本語訳を掲げておく。
 歌詞は、「スタンダード・ジャズのすべて②」(全音楽出版社)からとった。日本語訳は当ブログ独自のものである。                  

             Yesterdays
                                           (m) Jerome Kern (w)Otto Harbach, 1933
Yesterdays,
Yesterdays,
Days I knew as happy,
Sweet sequestered days,
Olden days,
Golden days,
Days of mad romance and love,

Then gay youth was mine,
Truth was mine,
Joyous, free and flaming life,
Forsooth, was mine.
Sad am I,
Glad am I,
For today I'm dreaming of
Yesterdays.

        
                       イエスタデイズ(
過ぎ去りし日々)
  過ぎ去りし日々、
過ぎ去りし日々、
楽しさと、幸せの記憶として残っている、
ずっと昔の、あの日々、
黄金の日々、
狂おしい恋と愛に明け暮れた日々。

 当時は、陽気で若かったわ。
真剣に恋をしたわ。
喜びに満ちた、自由で、燃えるような生活を送っていたの。
ほんとうに、そうだったわ。
でも、時代は去ったわ。悲しいわね。
でも、うれしいの。
なぜって、あの日々を夢見ることができるんだもの。


◆◆◆◆◆◆◆◆
■日本語訳の周辺事情
 1933年の
"Roberta"(ロバータ)というブロードウェイ・ミュージカル(Broadway musical)のために作られた歌だというのだが、劇中のどのような場面でどのようなコンセプトの下に唄われているのかは掴めない。ミュージカル曲において、歌詞の意味を掴む/日本語訳を試みる場合には、これを知ることが重要なのだが、叶わない。

◆映画
 そこで、2年後の映画化作品(同名映画)についてWikipediaに情報が載っているので、物語の粗筋その他を紹介しておこう(
日本語版Wikipediaはココ )。

[配役など]
監督: William A. Seiter
プロデュ―サー: Pandro S. Berman
脚本: Jane Murfin
 Jerome Kern(
ジェローム・カーン、画像 )/Otto Harbach(オットー・ハーバック画像)によるミュージカルと、Alice Duer Miller(アリス・デュア・ミラー)の原作小説に基づく脚本である。
配役
 Irene Dunne(
アイリーン・ダン画像)
 Fred Astaire(
フレッド・アステア画像)
 Ginger Rogers(
ジンジャー・ロジャース画像)
 Randolph Scott(
ランドルフ・スコット 画像)
音楽:Jerome Kern(ジェローム・カーン)、指揮: Max Steiner
配給元: RKO Radio Pictures (
RKOレイディオ・ピクチャーズ)、公開:1935.3.8、長さ:106分

[粗筋]
 元ハーバード大学フットボール・スター選手のジョン・ケント(John Kent、ランドルフ・スコット)がパリに行く。友人の、ハック・ヘインズ(Huck Haines、フレッド・アステア)とそのダンスバンド、Wabash Indians/ワバッシュ・インディアンズと一緒に。パリでは、Alexander Voyda (Luis Alberni)がこのバンドと公演契約を交わしていた。しかし、バンドがインディアンによって編成されたものでなかったので、公演をキャンセルした。インディアン・バンドを期待しての契約だったからである。困ったことになった。

 Photo_3 ジョンにはパリで頼れる人は、ミニーという名の叔母(Aunt Minnie)しかいない(Helen Westley/ヘレン・ウェストリー)。そこでこの叔母を頼る。叔母は"Roberta"(ロバータ)という名のおしゃれなガウン・ショップを経営している(フランス語読みなら「ロべルタ」だが)。その店で、ジョンはチーフ・アシスタント(世間に隠しているのだが、主任デザイナーでもある)のステファニー(Stephanie、アイリーン・ダン)に出会い、一目惚れする。
 
  一方、ハックは奇妙な人物に邂逅する。ロバータに来る客に、シャーウェンカ(スカルベンカ)伯爵夫人(Countless Scharwenka)と名乗る小うるさい客がいるのだが、この人物が、実は、昔からの馴染みの同郷女性リジ―・ガッツ(Lizzie Gatz、ジンジャー・ロジャース)だったのである。

 叔母が思いがけなく急死し、ジョンが店を継ぐことになった。女性ファッションのことなど何も分からず、叔母が生前、事業をステファニーに譲るつもりであったらしいことから、ジョンはステファニーを共同経営者として迎えた。

 さて、そういうことで、以降、恋の絡んだ話が、いろいろと展開する。(ポスター画像はWikipediaから)

◆歌詞コンセプトの仮定
 日本語訳は、次のような仮定の下で試みたものである。
 すなわち、病床に伏す老いた婦人(叔母、ミニー)の心理、パリのブティックを経営している婦人、おそらくその人物は恋多き時代を過ごしてきた人だと推測するが、その人が、これも推測だが、死の近いことを悟った心境の下で、幸せだった昔のことを思い出しているという心理を表現した歌であると仮定した。1935年映画のYouTubeクリップを観てそう考えたのである(一昨日掲載したTubeで、この下に再度掲げている)。

 下の映画クリップは一昨日の記事で掲げたTubeだが、映画では、こういうシーンで唄われているのである。ブティックの従業員ステファニーが唄うのだが、死にゆくミニー、自分が仕えてきた経営者、恋多かった老婦人の心情を表わしているのだろうか。そうみたのだが。



[更新]  2011.5.4 ― 歌詞日本語訳を修正し、「日本語訳の周辺事情」という項を加筆修正した。

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