鳥、野鳥

2010年7月 6日 (火)

そこで、ヘロン、グレイ・ヘロン、アオサギ、蒼鷺、あおさぎのことだが。

2010.7.6
 「当てたら偉い!」という昨日のクイズ、答えは「アオサギ」(蒼鷺)だ。英語では"grey heron"(gray heron)というらしいね、"blue"ではなくて(*1)。「blue heron」(正確には"great blue heron")というのもいるけど、それは別種のようだ。
 gray/blueの話は後でするとして、「その姿を求めて追っかけるようになった」相手とはアオサギなのだ。
 うん、それで、なぜアオサギが「『男爵』という風情」なのかというと、おい、そういってはみたが、自分でもよく説明できないのだ。「なんとなくそう感じる」としかいいようがなんだよな。
 よーく考えてみるに、「青髭、青ひげ」あたりから来ているのかもしれない。アオサギ→ その悪漢のような姿と「アオ」という語呂の両方から「青髭」を連想→ 男爵を連想。こういうことかな。だけど、「青髭」=男爵なんて事実は存在しないし、そう連想させる根拠は何もない。
 いや、待て、思い出した。海賊だ。海賊青髭、いや、「黒髭」だ、海賊黒髭、うん、アオサギの悪そうな面構えから、悪そうだがいろいろ味のある面構え、悪漢面から海賊黒髭を連想した。「青髭」も「黒髭」も、両方とも、その物語を昔、小学生のときに自転車を漕いでよく通った街中の市立図書館で読んだことがあるように記憶しているが(*2)連想したのはこの黒髭だったのだ。そこで「男爵」、「バロン」だが、黒髭から「男爵」を連想した理由は、これはもう、分からない。なんらかの潜在意識、深層心理がなせるわざだろうが・・・・・・フロイトにでも訊いて・・・・・・もうやめよう、意味がない。とにかくそういうことだったのだ。

*1.もっとも、「蒼」はくすんだ青色のことも指すというから、「蒼」サギでぴったりか。つまり、実物のそれは、「青がかった灰色」である。言い換えれば、アオサギから「青」をイメージするからいけない。くどいね。
*2.そのころ、濃紺の布張り硬表紙のような装丁のB6サイズぐらいの「世界の物語」だか、「世界冒険小説」だかなんだかそのようなシリーズものがあった。そうだ、背表紙の表題が確か金文字印刷になっていたな。「三銃士」だとか、他に何があったかな、「モンテクリフト伯爵」か、いや、それなら「岩窟王」だ、それと「ああ無情」だったか、とにか く、夢中になって読んだものだ「シラノ」(Cyrano de Bergerac)の心理、心情なんか理解できたぜ、子供心に

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 ある日カワセミやコサギやなんかの姿を求めながら川辺を歩いていたら、巨大な翼の影が太陽を遮って頭上をよぎり、川面に影を映しながら動いて・・・・・・見上げると2メートルもあるような怪鳥が。
 1 びっくりしたね、もう。それがアオサギだった。家に帰ってから、急いで図鑑を開いた。いや、でかいよ、ホントに。面構えもすごいんだよな。一発で虜になった。
 それから、数日間、毎朝こいつの姿を追って川辺を行き来した。運よく二匹(二羽)いっしょにいたこともあったが、運悪く写真には撮れなかった。こちらが近づこうとした気配に飛び去ってしまったのだ。



22_3
迫力を表現できてないから、別の画像に案内する。
 アオサギについて、いろいろ語りたいことがあるのだが、今日のところはここまでにする。

グレイとブルー
グレイ・ヘロン(アオサギ、gray heron、学名=Ardea cinerea、"cineria"は"gray"を意味する由) は、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、イギリス、インドネシア西部、日本、フィリピン北部、マダガスカルに分布するとされる。
 他方、ブルーヘロン(正確には"great blue heron"、学名=Ardea herodia)というのは、同系の別種で(推測だが)北アメリカに棲息するという。

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Down By The Riverside(ダウン・バイ・ザ・リバーサイド)
 「川辺を行ったり来たりして」と書いて、この歌を思い出した。元来は伝統的な(古くからの)ゴスペル・ソング(gospel song)だという。歌詞は元々反戦、厭戦調のものだが、特に近時のイラク戦争、アフガニスタン内乱制圧(および、ベトナム戦争時も、おそらく)などの戦争や戦争気配に対して、反戦主張の意味を込めて「反戦歌」として唄われることがある。
曲の詳しい解説を末尾に掲げる。

軽いノリのやつをひとつ。Nat King Coleショー(ナット・キング・コール)でのMahalia Jackson(マヘリア・ジャクソン)だ。

次のように唄っている(意味については、下を見よ)
 Gonna lay down my sword and shield,
 Down by the riverside,
 Down by the riverside,
 Down by the riverside,
 Gonna lay down my sword and shield,
 Down by the riverside,
 Study war no more.

 There, I ain't gonna study war no more,
 I ain't gonna study war no more,
 I ain't gonna study war no more,
 Hallelujah!

 I ain't gonna study war no more,
 No, study war no more,
 I ain't gonna study war no more.

こういうのもあった
Craig Adamsという人物のバンドだというが、なかなかいい。ニューオリンズあたりで活躍している若手(34-5)らしい。まだWikipediaにデータがない。時間がかかるので詳しくは調べなかった。 

曲解説
 ごちゃごちゃと、「書き散らした」ような記事が出まわっているなかで、ここが一番すっきりしていて、解説も適切なようだ。曰く、
 伝統的なゴスペル・ソングであり、Carl SabdburgのThe American Songbag(1927)の一曲として出版された。第二次世界大戦までに、黒人ゴスペル歌手/グループによる録音が14種ある。
 長い歴史があり、南北戦争時代に、すでに知られていた。白人も黒人も唄った。 "I ain't goin' to study war no mo'"(もう、戦争はいやだ―-直訳では、「もう戦争のことは考慮しない、考えに入れない」)という語句は、おそらく、この時期に生まれたものである。 南部からの奴隷たちはこの曲をワークソング(労働歌)に採用して、別のスピリチュアルズ(spirituals、霊歌)から語句を引っ張ってきて、さまざまな歌詞を付け加えた。その後は、ほとんど歌詞に変化はない。

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[歌詞] (Wikipedia記事から)(歌手によって、唄う順番、細かい語句、叫びの挿入など微妙に異なる)
     Down By The Riverside
1.
Gonna lay down my burden,

  Down by the riverside,
  Down by the riverside,
  Down by the riverside.
Gonna lay down my burden,
  Down by the riverside,
Study war no more.

Chorus:
I ain't go study war no more,
  study war no more,
  ain't go study war no more.
I ain't go study war no more,
  study war no more,
Ain't go study oh war no more.

2.
Gonna lay down my sword and shield

Down by the riverside...
    -------
     Chorus
3.
Gonna try on my long white robe

Down by the riverside...
  -------
     Chorus
4.
Gonna try on my starry crown

  Down by the riverside...
    ------
    Chorus
5.
Gonna put on my golden shoes

  Down by the riverside...
    ------
    Chorus
6.
Gonna talk with the Prince of Peace

  Down by the riverside...
    ------
  Chorus
7.
Gonna shake hands around the world

  Down by the riverside...
    ------
  Chorus

*****************

     ダウン・バイ・ザ・リバーサイド
1.
ゴナ・レイダウン・マイ・バーデン (重荷を捨てよう)、

  ダウン・バイ・ザ・リバーサイド (川辺を下って)、

  ダウン・バイ・ザ・リバーサイド (川辺を下って)、
  ダウン・バイ・ザ・リバーサイド (川辺を下って)、
ゴナ・レイダウン・マイ・バーデン (重荷を捨てよう)
  ダウン・バイ・ザ・リバーサイド (川辺を下って)、
  スタディ・ウォー・ノー・モア (戦争はもういやだ)。

(コーラス)
  アイ・エイント・ゴー・スタディ・ウォー・ノーモア (戦争はもういやだ)、
 スタディ・ウォー・ノー・モア (もういやだ)、
 エイント・ゴー・スタディ・ウォー・ノーモア (もういやだ)、
 アイ・エイント・ゴー・スタディ・ウォー・ノーモア (戦争はもういやだ)
 スタディ・ウォー・ノーモア (もういやだ)、
 エイント・ゴー・スタディ・オー・ウォー・ノー・モア (戦争は、戦争は、もういやだ)。


2.
ゴナ・レイダウン・マイ・ソード・アンド・シールド (武器を捨てよう)
  ダウン・バイ・ザ・リバーサイド (川辺を下って)、
3.
ゴナ・トライ・オン・マイ・ロング・ホワイト・ローブ (白い衣を纏おう)(来世の幸せを目指そう

   ダウン・バイ・ザ・リバーサイド (川辺を下って)、
4.
ゴナ・トライ・オン・マイ・スタアリー・クラウン (星の冠を被ろう(神の栄光で苦難を乗り越えよう)

   ダウン・バイ・ザ・リバーサイド (川辺を下って)、
5.
ゴナ・プット・オン・マイ・ゴールデン・シューズ(金の靴を履こう)

   ダウン・バイ・ザ・リバーサイド (川辺を下って)、
6.
ゴナ・トーク・ウイズ・ザ・プリンス・オブ・ピース(イエス・キリストと語ろう)

 ダウン・バイ・ザ・リバーサイド (川辺を下って)、
7.
ゴナ・シェイクハンズ・アラウンド・ザ・ワールド(人類平和を求めよう)

 ダウン・バイ・ザ・リバーサイド (川辺を下って)、

 ●歌詞/日本語訳だけを独立させた記事を、2012.4.13に掲げた。そこでは聖書(キリスト教)文言との関連など、日本語訳において考慮/検討すべき点を載せているので、参照されたい。

[更新] 
2010.7.7―「注*1」(「蒼」に関する記述)を追加し、「モンテクリフト伯爵、岩窟王、ああ無情」あたりの表現をいじった。
     2012.4.13― Down by the Riversideの日本語訳を加えた。

   

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2010年7月 5日 (月)

川鵜が別の漁場へ移ろうとして飛び立つと、何羽ものコサギが、追いかけてくる。知ってたかい。

2010.7.5
 選挙日まであと5日、徒然しのぎだ。「徒然しのぎ」なんて言い方、あるかどうか知らぬが。
 うん、で、川鵜とコサギだが、水中で「おらおらおら、食うぞ食うぞ食うぞ」みたいに、獰猛な目で威嚇しながら猛スピードで迫り、パクついてくるサブマリン獰猛くちばし漁鳥、カワウに追っかけられて逃げ惑い、パニックに陥り、半ば意識喪失に陥って、ふらふらと水際に乗り上げたりする小魚を狙ってのことだ。つまり、おこぼれに預かるためなのだ、楽に餌が手に入るのだ。え、コサギのことだよ。なぜ川鵜についてくるかという「わけ」の説明だ。

 小魚とは、この川では、「アブラハヤ」90%というところかな。もちろん、フナだのドジョウだのも、いるにはいるのだがね。ウグイ(ハヤ)は、どうかな、いるかいないか半々というとこか。オイカワは、おそらくいまい。クチボソは、どうかな、大雨が降ると流されてしまうからな。かろうじて、「どこかの澱みにへばりついて、濁流時を「やりすごし、やりすごし」しながら、なんとか棲息する」というところか。この川は、雨水70%、溜池(往時の農業用水)放流10%、湧水10%、家庭汚水10%のものである(推測)。

Photo_2
上画像、ずっと上流の方にもいっぱいいます。カワウを追っかけて飛んでいるのです。目をこらそう。
  1_2 2_2

左画像で潜っていた鵜が右画像で首を出した

一般的な状況でコサギが餌を捕獲するところを観察すると、けっこう楽じゃない、つまりエサ獲りにけっこう手間がかかることがわかる。ザリガニやカエルが多いな。
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2_3

じっと狙っていて(左)、蛙を捕えた。目を凝らすと、咥えられたカエルが伸ばした足の水かきがみえる(右)。この写真は、上の川鵜と一緒のそれとは、違う場所で撮ったもの(近くにある谷地の水田)。

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3_2  この川には、こういうのもいるんだ。
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こんなのもいるぜ(下)。図鑑で名前を調べたのだが、はっきりしない。(コレのようだ)
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Photo_3

こんなんもナ。
Kiji0901205_3
Kogera2

左はコゲラ、右は、なんと、雉だぜ! 興奮したな。♀だけど。え、雌だから興奮するってか、それはない。神聖なバードウォッチングの世界で語ってる。
 そして、こんなヤツもな、もちろん。
Karasusekirei岩の上にもいるんだよ。セキレイ(セグロ)だ。
???!!!!「セキレイ」でgoogleしたらへんちくりんな画像が出てきたぜ。

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 さてさて、元々野鳥観察なんて、いや、いまは「バードウォッチング」っていうんだってね、カッコいい、いや、よくない、まあ、どうでもいいが、それ、そのウォッチングなんて、興味ないというか、知らない世界のことだった。それなのにこういう写真を撮っている。なぜか。
 わけがあるのです。
Itatigawa1_2  ある鳥を、その姿を求めて追っかけるようになったのだ。川を行ったり来たりしながら。朝早く起きてみたりしてまで。それは、ん、それは誰か。誰かって、もちろんトリなのだがね。まあ、かっこいいというか、なんというか、とにかく、「いかす」やつだ。ちょっと悪だったりしてね。
 当てたら偉い!

 明日も「徒然しのぎ」しなきゃいかんからな。答えは明日までとっておこう。
 ヒントだけ与えておこうか、「男爵」、「なんとか男爵」という風情のやつだよ。もっとも、これ、当ブログ主がそう感じるだけのことのかもしれぬ。いや、「かもしれぬ」ではなく、きっとそうだ。だからヒントにはならぬ。まあ、なんでもいい、あしたあした。

追記
 あ、そうそう、いっておかなきゃな。カメラはFUJIFILMのS304というやつだ。5年ぐらい前に買った。「デジカメ」の必要に迫られて買ったものだ(わざわざアキバまで行って)。カメラ趣味があるわけではない。掲載写真はすべてピンボケ気味だ。「目を凝らせ」なんてぬかして、凝らしても見えやしないわな。アイムソリだ。写真をもっと大きく載せればいいんだが。

[更新] 2010.7.6、8:20
 追っかける理由は、どうやら、カワウが捕った魚をそのくちばしから強奪する(コサギが)ことにあるらしい。
そこらを実証しているすごい記事があった。やっぱ、カメラを専門にいじる人の映像は「違う」ね。だが、それならだ、カワウは、水中で魚を呑みこんでから頭を出せばいいようなもんだが、できないんだろうな、それは、おそらく。
 へい、「虫散歩」ブログ屋さん、脱帽だ、拍手だ。 

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